2011年11月30日水曜日

奥多摩湖いこいの路冬期通行止めのお知らせ

山のふるさと村までの徒歩での来所方法の1つである、奥多摩湖いこいの路は、
12月より安全上の都合で冬期期間通行止めとなります。
期間:2011年12月1日~2012年4月12日
お問い合わせ先:小河内貯水管理事務所 TEL:0428-86-2211
12月以降の徒歩でのご来所は麦山の浮橋を経て、湖畔の小道をご利用ください。

冬の自然体験プログラム時間割変更のお知らせ

季節は早いもので、師走の月となりました。
12月からは、ビジターセンター管内の暖炉に薪で火をともし、
館内をできる限り暖かくして皆様のご来所をお待ちしています。
2011年12月1日~2012年3月16日までは、
自然体験プログラムの時間割が変更となります。
ご家族ご友人とお誘い合わせのうえ、
冬の山のふるさと村に是非おこしください!
↓冬のアクティビティガイド↓

山のふるさと村温泉行き無料送迎バスのお知らせ

都民から『山ふる』の愛称で親しまれている「山のふるさと村」では、
12月~3月末までの冬季期間に山のふるさと村と近隣の温泉を組み合わせた
無料送迎バスを運行いたします。

山のふるさと村で、
木工などのクラフト体験や、
インタープリターと一緒に自然体験、
お友達やグループでの日帰り体験、
また、ログケビンへの宿泊(利用料金半額、8人用1泊10,000円、4人用1泊5,000円) 等、
お友達やご家族で忘年会・新年会などはいかがでしょうか。

皆さんのご来園をお待ちしております。

↓詳細は下記をご覧ください↓

☆町民の方対象☆

























☆町外の方対象☆












2011年11月26日土曜日

ケビン棟宿泊者の方へ嬉しいお知らせ

いつも山のふるさと村にご来園頂き、ありがとうございます。

キャンプ場の宿泊予約も再開し、再びキャンプ場が賑わい始めました。
そんな中ケビン棟宿泊の方に嬉しいお知らせが届きました!

12月以降ケビン棟を申し込まれますと、宿泊された人数分、
クラフトセンター等の体験料が1回無料になる「無料券」が、
プレゼントされます。

寒い冬の期間でも山のふるさと村をご利用いただいた方への、
特別なプレゼントです。




















<<詳細>>

◇発行期間:2011年12月~2012年3月末
◇有効期限:2012年11月30日
◇対象施設:クラフトセンター(木工教室・石細工教室・陶芸教室・自然食教室)
     キャンプ場(バーべキューコンロ・炭・薪)

※無料券は発行当日からご利用いただけます。
※無料券は受付にてご提示ください。


ご不明な点は、
山のふるさと村管理事務所【TEL:0428-86-2556】
までお問い合わせください。

空気が澄んで、森も湖もキラキラ輝く冬の山のふるさと村に是非お越しください!

2011年11月24日木曜日

秋から冬にかわる音

ぽかぽか温かいおひさまに
すっきり あおぞら。

赤や黄色のはっぱが
たくさんの色がおひさまとお空のパワーで
とってもきれいだった朝。

「さてさて、今日も一日がんばろう!」
ビジターセンターの一日がはじまります。



ごぜん10時。

かたかた かたかた
なんだか外で音がします。

「なんだろう?」

窓からのぞいてみると…「あら、おちば。」

きいろちゃん、ちゃいろちゃん、あかちゃん。
いろんな色のはっぱが、あっちからこっちから、かたかたかたかた。
「おいかけっこ」したり、
たまには「だるまさんがころんだ」みたいに止まって動いてをくりかえしたり。

ちょうどお外は
葉っぱさんのお遊びの時間だったみたい。

もみじの木の葉っぱは、あと50枚。




ごご1時。

かさかさ かさかさ
なんだか外で音がします。

「なんだろう?」

窓からのぞいてみると…「あら、ばった。」

静かな落ち葉の上。
もぐったりでてきたり、あっちからこっちから、かさかさかさかさ。
「素潜りの術」を使うと、葉っぱの擦れる大きな音、
「空中浮遊の術」を使うと、葉っぱの擦れる軽い音。

ちょうどお外は
ばったさんのお昼ごはんの時間だったみたい。


もみじの木の葉っぱは、あと40枚。





ごご3時。

ぶぉぉぉぉー ぶぅーぉおー
なんだか外で音がします。

「なんだろう?」

窓からのぞいてみると…「きゃー、かぜー!」

スギちゃん、ケヤキちゃん、モミジちゃん。
いろんな木が、あっちからこっちからかたむいて、ぶぉぉぉぉーぶぅーぉおー。
大きくしなって「ストレッチ」したり、
たまには「チアリーダー」みたいに枝の葉っぱを激しくゆらしたり。

ちょうどお外は
葉っぱさんのスタートの瞬間だったみたい。

もみじの木の葉っぱは、あと5枚。



ごご4時。
もみじの木の葉っぱは、あと0枚。



今日はこがらし。
木は半年がんばって働いた葉っぱの洋服を落として衣替え。
生きものたちは葉っぱをかき分け冬支度。


ぽかぽかおひさまとこがらしは、
山ふるのみんなに、冬が近づいてきたのを教えてくれました。

みなさんの身のまわりにも
こがらしさんはやってきましたか?

もし、もうやってきていたら、よーく耳をすましてみてください。
もしかしたら、いろんなところで「秋から冬にかわる音」聞こえてくるかもしれませんよ。






あっちゃん

2011年11月22日火曜日

『クリスマス・コンサートinやませみ』のお知らせ

いつも山のふるさと村に御来園いただきまして、ありがとうございます。


晩秋の山のふるさと村は霜がおり、朝晩は真冬並みの寒さを感じます。
気付いたらすぐそこに冬の気配が近づいている様です。
そんな山のふるさと村から、冬にピッタリのイベントのお知らせです。


『クリスマス・ライブコンサート in やませみ』

開催日:2011年12月24日(土)♪
☆ 第1部 11:00 開演 ☆
11:00~12:00 コンサート
12:00~13:00 食事(やませみ弁当)


☆ 第2部 14:00 開演 ☆
13:00~14:00 食事(やませみ弁当)
14:00~15:00 コンサート









レストランのおいしいお食事と、コンサートが一度に楽しめる内容となっております。




ご家族、御友人とお誘いあわせの上、是非ご参加ください。




料金や無料送迎バスなどは以下のチラシをご参考下さい。







お問い合わせ、お申込みは




【 レストラン やませみ 0428-86-2552 】
までご連絡お願致します。





冬も深まるクリスマスの山のふるさと村で、




皆様にお会いできるのを楽しみにしています。

2011年11月17日木曜日

こどものままで。


紅葉もやや最盛期を過ぎて来た感のある山のふるさと村。
あんなに赤々と主張していた駐車場のモミジも、
今は寂しくなって、代わりに落ち葉の絨毯になっています。
ただ、ヤマグワの様にこれから色付いて来る木もありますし、
奥多摩湖全体としては紅葉はまだまだ楽しめます。
この週末は、是非、奥多摩湖へ。


山ふるでも、ビジターセンター脇の池のモミジ達は、まだまだ綺麗。



こちらも水面は、葉っぱで敷き詰められています。


そんなモミジの絨毯から、そっと池の中を覗き込んでみると、


何と、まだオタマジャクシがいます。
夏に生まれたモリアオガエルのこども達。
このまま、冷たくなっていく池の中でどうするのでしょうか。

モリアオガエルの大人は、普段森に住んでおり、
通常であれば、秋になる前にオタマジャクシからカエルになって、森へ帰って行きます。
そうして、森の地面の中で冬を越します。

しかし、稀にオタマジャクシのまま冬を越す個体もいるそうです。
でも、とても珍しい事みたい。
この秋の不安定な天気の所為で、大人になるタイミングを逃してしまったのでしょうか。
このまま何匹がカエルになる事が出来るのでしょうか。

皆さんも、山ふるに来たら、暖かく見守ってあげて下さいね。



(さかでぃ)

2011年11月14日月曜日

キャンプ場の営業を再開いたしました。















9月17日からの電気ケーブルの破損による停電により、
約2ヶ月間に渡って営業を中止していたキャンプ場が、
11月13日の点検にて安全を確認できましたので、営業再開となりました。
ご希望の方は、受付も再開しております。

キャンプ場サービスセンターまでお問い合わせください。
 0428-86-2324


停電期間に御予約いただいた方々には、心からお詫び申し上げます。
申し訳ありませんでした。

これから、寒い季節になりますが、ケビンサイトでは暖房器具も整っておりますし、
野外では寒い季節ならではの綺麗な自然に出会えますので、
みなさま、是非、山のふるさと村へお泊りでお越しください。
尚、平日ですと予約がとりやすくなっております。)


みなさまのお越しを心よりお待ちしております。


 (スタッフ一同)

2011年11月7日月曜日

キャンプ場停電の復旧予定について

9月17日に園内にて発生した、電気ケーブルの破損によるキャンプ場の停電は、
11月7日現在も続いておりますが、
自家発電機設置工事の実施が11月8日、9日に決定した事により、
今週中にはキャンプ場の通常電力が復旧する見込みとなりました。

これに伴い、キャンプ場の
テントサイト・ケビンサイト・バーベキューサイトの予約を
11月中旬以降、お申込みいただけるようになりました。

御利用をご検討いただいておりました皆様には
大変ご迷惑をおかけいたしますが、もう少々お待ちください。

また、キャンプ場利用に関するお問い合わせは
キャンプ場サービスセンター 0428-86-2324
となっております。(受付時間9:00~17:00)
※現在、電話のみ復旧しております。

みなさまには、大変ご不便をお掛け致しました。
今後、ケーブル本設工事につきましても、
随時、当ブログにて最新情報をお知らせ致しますので、
ご理解のほど、よろしくお願い致します。

2011年11月3日木曜日

激動の季節を終えて…。

先日いつものようにビジターセンターに出勤すると、
裏口に落ち葉がたくさん落ちていたので掃除をはじめました。

少し腰をかがめて箒で地面を掃いていると、
ウドの大木の幹にカミキリムシがしがみついているのを発見しました。

「この時期に珍しいなぁ」と思いました。
季節は秋真っ盛り、山ふるの気温は夜は一桁台にまで落ち、
だんだんと生きものの気配は感じなくなってくる頃です。

そんな時期にカミキリムシを発見したので、
普段植物好きな私は珍しく近くによって見てみました。


すると少し様子が変です。
ピクリとも動きません。突いても全く動かないのです。
どうしたんだろう?と思いさらに近寄ってみると…。



「 !! 」

体の節という節の間から白い菌糸のようなものが出て、
菌にむしばまれ硬直したまま死んでいました。

その時、ふと生きているように死んだ様を見て、
平安時代に弓や刀を刺されても、
後方陣営を守るために薙刀を片手に仁王立ちのまま死んだ、
「武蔵坊弁慶」を思い出しました。


このカミキリムシもきっと夏場の死闘を潜り抜け、
次の世代のための交尾をして、子孫を残し、必死に生きて、
あとは後世にすべてを託し死ぬだけだったのだと思います。



今の季節は秋、これからさらに進んで厳冬の冬へと移り変わっていきます。
今年の自然界の激動を潜り抜けた生きものが、静かに休息を取るころなんですね。

一匹のカミキリムシから自然の厳しさや切なさを感じたひと時でした。

(たっちゃん)