- 北緯35°46’ 東経139°05’
- 標高530m(満水時の奥多摩湖面の標高)から680m(ネイチャートレー ル-Ⅱあずまや)
- 奥多摩湖南岸に流れ込むサイグチ沢沿い南北1.5km、東西500mの敷地。
- 周りは1000m~1700mの山や尾根に囲まれている。
● 森 の 様 子
- コナラ-クリ群集の自然林(2次林;さほど大きな木はない)。
- スギやヒノキのよく手入れされた植林。
- 尾根沿いにはアカマツやモミ、ツガなどの針葉樹。
- 沢沿いにはオニグルミ・ホオノキ・トチノキが多い。・カシ類は少ない。
● 生 き 物 の 様 子
- ほ乳類は28種類が記録されている。
- 鳥類は122種類が記録されている。
- セミは10種類が記録されている。
- は虫類は12種類が記録されている。
- 両生類は9種類が記録されている。
● 人 と の 関 わ り
- かつて人が住んでいた集落跡(奥多摩湖の小河内ダム建設で移転を余儀な くされた)。
- 薪炭林として森を使っていた跡がある。
- 植栽が残っている(マメガキ・クワ・ウルシ・チャノキなど人の生活に関 わりの深かったもの)。
- 人が住んでいたなごり
・石垣 ・石碑(二十三夜塔・馬頭観音・猿田彦大神・太子講) ・道祖神 ・畑跡 ・水のみ場跡 ・水車跡 ・しし垣 ・クワノキ(養蚕) ・マメガキ(染物) ・ワサビ田跡 ・昔の車(オート三輪) ・神社跡 ・炭焼き釜跡 ・鎮守の森