2008年1月31日木曜日

春のきざし


いよいよ1月も今日で終わり。
まだまだ寒い朝は続きますが、日によっては日中限定で、春か?と思えるくらい穏やかな日もあります。
暖かいので外を歩くと、
日溜まりにひっそりと咲くオオイヌノフグリを見つけました。
花自体はとても小さなものですが、色の少ない地面にこの花のルリ色はとても目立ちます。

個人的には冬も大好きな季節でワクワクしますが、小さな花を見つけたり、鳥のさえずりを聞いたりと春を感じると気持ちもほころび、嬉しくなります。
2月4日の立春までもう少し。
居座る冬と忍び寄る春を楽しみたいと思います。
(中村)

2008年1月28日月曜日

宿泊のご予約はお早めに。

山のふるさと村キャンプ場は、
6ヶ月前より宿泊予約を受付けております。
毎年ゴールデンウィークの時期はお申込みが
多いのですが、今年も、すでにテント・ケビンともに
空きが残りわずかになっております。
ご宿泊を計画中の方はお早めにお電話下さい。

<お問合せ・お申込み先>
キャンプ場サービスセンター 0428-86-2324

2008年1月25日金曜日

奥多摩周遊道路通行止め解除のお知らせ

奥多摩周遊道路山のふるさと村~都民の森区間が、
積雪のため通行止めとなっておりましたが、16:30より解除となります。
ご迷惑をお掛けいたしました。

開園しています

一昨日の降雪のため通行止めとなっていた奥多摩周遊道路ですが、午前9時より山のふるさと村までは、通行止め解除となります。
檜原都民の森までは現時点では通行止めです。
山のふるさと村は通常通り開園していますが、日陰など一部道路が凍結している箇所もありますので、安全運転でお越し下さい。

2008年1月24日木曜日

奥多摩周遊道路通行止めのお知らせ

本日(1月24日)も、奥多摩周道路は積雪と凍結のため、
終日通行止めとなりました。
現在復旧作業を進めております。

明日、通行止め解除は何時頃になるか
まだ見通しがついていないようなので、
解除になりましたら、こちらのホームページにて
お知らせいたします。

雪の降った後に跡。

 昨日(1月23日)の降雪は夜まで続いたようで、
本日(1月24日)山のふるさと村に来てみると、
約10cmも積もっていました。

 しかし、朝からいいお天気となったため、
木などの雪はどんどん融けていきます。
ビジターセンター前のモミジに積もった雪も
早々と融け出したのですが、融ける途中、
枝先に少し雪が残った状態が、
なんと先日ブログでも紹介した奥多摩の小正月飾り
「メエダマ(まゆ玉)の木」にそっくりで、
なんとも可愛らしく見えました。
(写真1枚目)


 そして、私達インタープリターにとって、
雪が降った後のお楽しみと言えば
「動物の足跡さがし」なのですが・・・
今回は大収穫でした!


ビジターセンター周辺から、湖畔広場、トレイルと、
至るところに動物の足跡がついていました。
キツネ、タヌキ、シカ、イノシシ、ノウサギ・・・
「夜にはこんなにも様々な動物が活動しているのか・・・」
と、改めて「動物の棲息する森」だということを
実感することができました。
(写真2枚目)

日陰などの雪はしばらく残っているので、
雪に触れたい、動物の足跡を見てみたいという方は、
ぜひお越し下さい。

(ゆうき)

2008年1月23日水曜日

奥多摩周遊道路通行止めのお知らせ


早朝から降り出した雪の影響で、
1月23日9:00現在、
奥多摩周遊道路は通行止めとなっております。
よって、通行止め解除となるまで
山のふるさと村も閉園となります。
現在の山のふるさと村の積雪量は
約2cmほどですが、
雪は今も尚しんしんと降り続いているため、
今季一番の積雪量となりそうです。
積雪の状況などは、またブログで
紹介したいと思います。

奥多摩周遊道路の通行止めが解除された際は、
当ホームページにてお知らせいたします。
今週来園を予定している方は、道路の積雪・凍結情報を
ご確認下さい。
※本日(1月23日)は、13:00以降、全スタッフが退園となるため、
 お問合せにお答えすることができません。ご了承下さい。

2008年1月20日日曜日

2月18日~22日閉園のお知らせ 


園内浄化処理施設の改修工事のため、期間中は園内の水道がでなくなります。

そのため、レストランの営業、 キャンプ場シャワーや園内トイレの使用などもできなくなりますので、
2月18日(月)~22日(金)は臨時休園とさせていただきます。 


期間中、園内には入れませんが、
お電話では、通常通りキャンプ場サービスセンターでのご予約や道路状況などについてお問合せいただけます。もちろん、ビジターセンターの電話やメールでも受付しております。

ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願いいたします。

2008年1月19日土曜日

通行止め解除・開園中です


奥多摩周遊道路の通行止めは、
本日(1月18日朝)解除され通行可能です。

山のふるさと村も開園しています。


積雪の心配がある場合や路面凍結などの心配が
ある場合は、お電話でお問合せの上ご来園をお願いします。





2008年1月17日木曜日

積雪のため奥多摩周遊道路通行止め・山のふるさと村も閉園

午前9時現在、奥多摩周遊道路は積雪のため通行止めとなっています。
よって、山のふるさと村も通行止めが規制解除となるまで閉園です。

昨日からの降雪は、山のふるさと村周辺では2~3cmの積雪、
檜原都民の森周辺で3~4cmの積雪となりました。
日当たりの良い場所は融け始めていますが、日陰では積もった雪が
凍結しています。雪上に野生動物や野鳥の足跡がほぼついていないため
朝方まで降雪が続いていたのではないかと予想されます。

奥多摩駅周辺の道路は積雪がほとんど融けた状態で、
日原方面も2~3cmの積雪とのこと。
青梅市周辺や小峰公園のあるあきる野市周辺の方が降雪量が多かった
ようです。

奥多摩方面に来所予定の方は、道路情報を確認しながら、十分お気をつけて
ご通行下さい。
奥多摩周遊道路の規制が解除されましたら、またホームページにて告知致します。

2008年1月13日日曜日

小正月は旧暦の1月15日


小正月は旧暦の望の日(旧暦の1月15日・満月の日)=今の暦(365日の太陽暦)でいうと今年2月日21日が旧暦の1月15日にあたります。
今年2008年の場合だと、
旧暦でいう1月1日は太陽暦での2月7日。 太陽暦での1月1日は旧暦ではまだ11月23日です。ちなみに、今年の12月31日は旧暦の12月5日です。
(・・少し混乱しますね。)

昔からこの辺りでは、小正月にメエダマ(まゆだま・繭玉)を作ったり、オッカド(かどんぼう/門ん棒)を作ったりして、一年の豊作を祈っていました。

かつて、山のふるさと村のある小河内(おごうち)地域では養蚕が行われ、今も園内の湖畔近くには蚕(かいこ)の餌になっていた桑の木畑の跡が残っています。桑の実が色づく季節には、「おっ、こんなところにも桑の木がある!」と驚くことがあります。
地元の方の話では、「繭玉を丸めるとき、これから蚕がたくさんの繭を作り、たくさんの絹が取れますように。と、いう願いを込めて、本当の繭よりは少し大きく作っていた。」ということもあったそうです。



また、「門ん棒」は畑作神さまの御影で、大正月の松飾りが取り払われた後で門口に立てる慣わしです。男女一対になっていて、男の方には腰に刀もさしてあります。腰には、あーぼへーぼ(粟穂稗穂)、頭には米俵を模して飾られます。材料には樹皮が削りやすく柔らかな材であるヌルデ(ウルシ科の樹木で、この辺りでは「かつのき」とも呼ばれている)を使っています。

今日の「小正月行事」では、この繭玉を飾り、お昼前に餅つきを行い、午後からは門ん棒を作りました。
いただいたアンケートを見ても、小さな子ども達から大人まで、伝統行事を充分に体験してもらうことができたようです。

地元奥多摩からの参加者の方もいましたが、
奥多摩でも異なる地域から来たため、門ん棒は初めて見たと話していたのが印象的でした。
改めて奥多摩の地域が持っている文化の多様さと奥深さを感じます。

ビジターセンターの前には今、キレイな繭玉がたわわに飾られています。
このたわわな繭玉のように、今年もたくさんの出会いが実りますように。 (シゅう)

次回は、2月16日「木工教室 おひな様作り」(締切2月2日)、
ビジターセンター主催では、2月16日~17日「親子で楽しむアニマルウォッチング」(締切1月30日)があります。お申込みはお早めに。

2008年1月11日金曜日

気になったこと



今日の園内はとても穏やか。
気持ちが良いので外にでると、ふと目にとまるモノがありました。
それが写真の赤い実、カンボクです。
比較的色味の少ない1月、赤い実の色はとても目立ちます。
それにしてもこんな時期まで残っているなんて・・・。
野鳥や動物は食べないのかな?
「冬を越した実を野鳥は食べる」と人から聞いたことがありますが、
本当かな?
2、3年前の秋にキジバトが一生懸命ついばんでいる姿を目撃したことがありますが
それ以後見ていないのであのハトが変わっていただけなのか?

いくつもの『?』が頭に浮かび、何となく気になってしまったカンボクの実。

この冬、真相を確かめるべく、見続けてみようかと思っています。

(中村)

2008年1月8日火曜日

小正月をどうぞ。

1月13日(日)に小正月行事が行われます。

小正月とは、明治初期まで使われていた旧暦のお正月で、 正月の望の日(満月の日、旧暦一月十五日)を指します。

小正月には農作物の豊作を祈願する行事が行われます。
山ふるがある周辺の小河内(おごうち)集落でも小正月行事が行われていました。


○「門棒(かどぼう)」
 お正月に設置した門松の代わりに玄関脇に設置するのが門棒です。 魔よけや畑の作物の害虫よけの意味が込められています。 門棒にはヌルデの木を使います(地元ではヌルデの木のことを 「かつの木」と呼びます)。 太いかつの木を上下2つに切り、切った木の上半分の皮を削ったところにそれぞれ男女の顔を描きます。木の真ん中(腰の辺り)に麻紐の帯をつけて、刀や粟穂稗穂(あーぼへーぼ)を差し、頭に小さな炭俵を載せます。
(奥多摩地域ではお米が収穫できなかったため、米ではなく炭で年貢を納めていました)
 

○「粟穂稗穂(あーぼへーぼ)」
 門棒の腰に挿す粟穂稗穂は粟(アワ)や稗(ヒエ)など五穀豊穣を祈願して作ります。かつの木の枝を5~10cm前後に切り,皮をむいて白くなったものを粟穂に、半分皮をむいたものを稗穂に見立て、それを割竹に挿します。 また皮をすべてむいた枝を3本まとめたものは炭俵に見立て、門棒の頭にのせます。

1月いっぱいは、行事で作る門棒や、写真のようにカエデの木に飾られた白や桃色の繭玉(まゆだま)をビジターセンター前に飾る予定です。
もしかしたら、今年も米粉で作られた繭玉を狙って、夜中に金色のテンやイタチがやってくるかもしれません。

じつは、そんな日が沈んでからのアニマルウォッチングも、小正月のあとの楽しみです。お泊りの方は、日が沈んでから湖畔までアニマルウォッチングにお越しください。

 2006・1・14メルマガを改編して掲載(シゅう)

2008年1月6日日曜日

霜にご注意下さい

山のふるさと村も朝晩、0度を下回る日が多くなりました。

お昼近くなるとようやく、この山あいにあるビジターセンターの建物にも太陽の光が当たり、よけいに暖かく、太陽の力強さを感じさせてくれます。

けれど、今の季節は自動車で走る方には危険の多い季節でもあります。
特に、川の上に架かる橋の上は、水蒸気が上がり路面が白く凍結している場所も多くなります。

速いスピードのままカーブに入るとスリップしやすく、ノーマルタイヤだけでなくスタッドレスタイヤの場合でも注意して進入することが必要です。
特に、五日市方面、檜原村方面からやってくる場合は、奥多摩周遊道路の最高地点(標高は1146メートル)を通過しますので、凍結しているところも多く、走りづらくなっています。
野生動物のためにも、同乗している方のためにも、もちろん、自分のためにも安全運転でおこし下さい。

また、奥多摩湖いこいの路が閉鎖しているこの時期に徒歩でお越しの際は、奥多摩駅からバスに乗り、小河内神社前バス停で降りて、麦山の浮橋(ドラム缶橋)を渡ることと思います。
午前中は、ドラム缶橋の上にも霜がおりて白くなっています。大きな荷物をもって歩く場合やカメラを手に持っている場合は特に滑らないようご注意下さい。

葉が落ちてバードウォッチングに最適な季節。
クラフトセンターの各教室も比較的すいています。
足元にも目を向け、サクサクと踏みしめる霜柱を楽しみながらどうぞ。(シゅう)

2008年1月4日金曜日

2008年が始まりました。


皆さま、
新年 あけましておめでとうございます

いよいよ2008年が始まりました。
昨年お世話になった方、久しくお会いしていない方、
これから初めて出会う方・・・
今年もみなさまのお越しを心よりお待ちしております。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。

今朝、山のふるさと村へ来たら、気温は-2度でした。
やっぱり町よりだいぶ寒いですね。
でも、その分、長~い霜柱を踏むのが楽しかったり、
霜をまとって白くなったきれいな落ち葉を見られたりします。
そして、きらきらしている山々を見ながら吸う
澄んだ空気の美味しこと!
このような、今の大人が小さい頃に体験した
「冬らしい冬」を味わう機会が、
段々少なくなっているような気がします。

2008年は、冬らしい冬を取り戻せるような
行動の出来る年にしていきたいですね。

(ゆうき)