2008年2月6日水曜日

実るほど頭をたれる稲穂かな


1月31日のブログ「春のきざし」でやっと春の気配が感じられた園内でしたが、今日は一面の銀世界。


お昼前からふわふわと雪の子どものような
小さな雪が舞っていたと思ったら、
午後になりぼたん雪まで降りはじめました。
その中で、ススキが重そうに雪をかぶっていました。


「実るほど頭(こうべ)をたれる稲穂かな」という言葉は偉くなってもふんぞり返らずに謙虚であれ。という諺(ことわざ)です。

秋の収穫前、稲が実るほどに穂の先を下げる様子とは逆に、人が偉くなるとつい謙虚さを忘れてしまうという性質をうまく突いた言葉です。

雪の中、雪の重みで垂れ下がるススキの穂の先を見ながらこの言葉を思い出しました。
まわりには頭を垂れるたくさんの植物が見えます。


奥多摩周遊道路は、昨年までは雪の日に道路凍結のため 全区間通行止めになることが多かったのですが、 今年から奥多摩側から山ふるまでは通行できる日が多くなりました。

青梅街道の電光掲示板にも「周遊山ふるまで通行可能」と 掲示がされるようになっています。

雪の日は少し道路が心配ですが、雪の景色が見たいとき、奥多摩はいい遊び場です。
心配なときにはビジターセンターにお気軽にお電話下さい。
ビジターセンター tel.0428-86-2551