インタープリターとして働く私を、山のふるさと村で、
心配してくれる生きものがいます。
「ゆう~き~ へいき~?」
木の上の方から、黄色いくちばしで心配してくれる
その生きものとは・・・鳥の「イカル」です。
私が初めて山のふるさと村で聞いたとき、
寝起きだったためか、本当に声を掛けられたのだと思い、
ビックリしました。
それほど「ゆう~き~ へいき~?」と聞こえたのです。
このように鳥の鳴き声を人の言葉に置き換えることを
「聞きなし」と言います。
先日、キャンプ参加の子ども達に「あれは、ゆうきへいき鳥だよ。」と、
イカルの聞きなしを紹介したところ、鳴き声をすっかり覚え、
どこへいっても「あっ ゆうきへいき鳥だぁ!」と。
きちんとした名前を覚えるだけではなく、
聞きなしや覚えやすい名前をつけるなど、
鳥の楽しみ方はいろいろありますね。
みなさんの周りの鳥でも楽しんで見て下さいね。
今日も朝から、私は心配してもらっています。
「心配ありがとう!へいきだよ~!」
(ゆうき)