植物調査のために入った草むらから出てきたら、
私の体にちょっとした事件が起きていました・・・。
萩という植物を知っていますか?
萩は秋の七草の1つで、
山ふるでは、ヤマハギ(紫色)やヌスビトハギ(ピンク色)という
山ふるでは、ヤマハギ(紫色)やヌスビトハギ(ピンク色)という
きれいな色の花をつける萩が目立ちます。
花はもう終わりかけですが、その代わり
今は、新しい命である種がたくさんついています。
形は種類によって違いますが、洋服などにくっつく素材でできている、
という共通した機能があります。
これは横を通っていく人や動物にくっついて、
種を遠くまで運んでもらうためです。
「萩世界の立役者」と言えるのではないでしょうか。
私は萩の期待に添えられるよう、
種だらけの体で違う草むらに行き、
ぐるぐる回ってしっかり種まきしてきました。
みなさんの家の周りでも、立役者を待っている萩がいませんか?
(ゆうき)