アサヒビール株式会社がCSR活動の一環として
実施している 社会貢献活動「KIDSプロジェクト」が
2008年8月2日(金)・3日(土)の二日間にかけて
山のふるさと村園内で行われました。
諸々の事情により親元を離れ施設で生活している子どもたちに、
社会と接点を持たせ将来生きていくための
社会性を身につけるお手伝いを目的に行われている
KIDSプロジェクト。
今回の「首都圏KIDS」では、
43人の参加者が山のふるさと村を訪れてくれました。
ビジターセンターでは、自然と親しむための活動として、
ナイトプログラムとガイドウォークを実施しました。
ナイトプログラムでは、
はじめての真っ暗闇の森に
当初、怖がる子ども達が多かったのですが、
夜の森の生きものの紹介や暮らしの様子を聞くにつれ、
出会いたいという気持ちが高まったのか、
夜の森の生きもの探しや音探しを
集中して行っている様子がみられました。
フクロウやアカネズミなどの多くの生きものが
自分たちと同じように暮らしている事に気づき、
怖いと思っていた夜の森を身近に感じられたようで、
帰ってくる時には笑顔も多く見られました。
翌日のガイドウォークは、
まったく別の場所のように見える、明るい昼の森の中で実施。
夜の森との違いをみつけながら、
昨日のナイトプログラムから関心の高い森の生き物探しや
森のつながり探しを行いました。
キツツキと虫と木や、リスとクルミなど、
自分自身の感覚を発揮して、森の生きものの存在や
それぞれの生きものが持つつながりに気づいた事で、
1つ1つの生きものを大切に思う気持ちも
次第に芽生えていったようでした。
あっという間の一泊二日でしたが、
参加者の皆さんと自然の間にできた「つながり」は
森の中で見つけた自然界のつながりのように、
大切で、かけがえのないものになるよう、
スタッフ一同願っています。
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(株)アサヒビール CSR活動 「KIDSプロジェクト」
詳しい内容は<http://www.asahibeer.co.jp/csr/philanthropy/social/social_kids_2008.html>まで。