2011年4月7日木曜日

ただのゴミです。















森の中で発見した、ただのゴミです。
人間にとっては・・・ね。
これを食べた動物にとっては、自分を殺す罠。


このゴミは、今日森の中で見つけたものです。
外側のラベルが噛み千切られ、ボロボロになっていました。
動物が食べ物だと思って噛み、食べられないとわかり、 そのままにしたと予想されます。


人間が、何気な~く捨てたり、落としたりする食べ物や飲み物のゴミは、
一生懸命にエサを探して生きる動物にとっては、
やっと見つけられた「食べ物」になってしまうかもしれません。


このペットボトルを噛んだ動物はどうなったでしょうか?
わかりません。他の食べ物を探してまた歩き出したかもしれません。
もしかしたら、噛んだラベルを飲み込んでしまい、
それが肺に貼り付いて息ができなくなり、死んでしまっているかもしれません。


行方はわかりません・・・でも、ゴミを森に落とすということは、
自分の知らない所で、自分のせいで、他の生きものを殺してしまう可能性があるということ。
ちっちゃな飴の袋も、ティッシュも、お弁当ゴミも・・・・・
人間にとってはただのゴミですけどね。


でも、人間は「拾う」のが得意な動物。 (特にお宝は大得意!)
そして、他の生きものへの気配りもできる優しい動物。
だから、これからの森では、こんな悲しい出来事はどんどんなくなっていくはずなんです。


 (ゆうき☆)