木の実が豊富になっている6月の山のふるさと村では、
元来より生息している様々な野生動物が、活発に活動しています。
昼間も、夜も、人が気付かないだけで、野生動物は、餌を食べたり、狩りをしたり、寝たり、愛を唄ったり・・・
園内で見られる動物を少し紹介すると、
ノウサギ、ムササビ、ニホンジカ、ニホンザル、タヌキ、キツネ、ヤマネ
時には移動中のツキノワグマも、ごく稀に出没する場合もあります。
東京都の中では貴重になってしまった野生動物の暮らすこの場所を
守っていくためには、御来園またはご宿泊のお客様のご協力が不可欠
となります。森の中で一生懸命生きている野生動物と私たち人間が、
山のふるさと村で仲良く過ごしていくために、以下の内容について
ご協力をお願い致します。
<野生動物と上手く付き合うために出来ること>
●野生動物が匂いにつられて寄ってくる場合があるので、食べ物は放置しない。
(テント泊の方は、夜間は袋などに密閉してテント内にしまって下さい。)
●テント泊では、生ごみは設置されているポリバケツに入れ、蓋をしっかり閉めて寝る。
●クマがビックリしないよう、人気の無い場所や人気の無い時間帯でのクマ鈴を付けない単独行動はしない。
クマに出くわしてしまったら、慌てずゆっくりと離れる。
●野生で生きる力を奪ってしまわないように、野生動物に餌付けをしない。
●ニホンザルに遭遇した場合、目を合わせずなるべく近づかないようにする。
(目を合わせた状態でバックやズボンのポケットに手を入れる、襲ってくる場合があります)
●動物たちが生息環境として嫌になってしまうため、捕まえようとしたり、ライトを当て続けたりしない。
※園内に生息する野生動物の種類や生態、動物との付き合い方などでご不明な点や詳細について知りたい方は、
ビジターセンターのインタープリター(自然解説員)までお問い合わせください。
野生動物が楽しく暮らしていけるよう、御来園の皆さまが楽しく安全に過ごせるよう、
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
(ゆうき☆)