秩父多摩甲斐国立公園にある自然公園施設、東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村ビジターセンターのブログです。園内や奥多摩の自然の情報、イベント情報などを紹介していきます。東京の西の端、奥多摩にある『山のふるさと村』でお待ちしています。
2015年5月1日金曜日
奥多摩湖いこいの路の通行止め解除のお知らせ
4月9日より、
崩落箇所の工事のため通行止めとなっていました奥多摩湖いこいの路ですが、
5月1日より通行止めが解除となりました。
http://www.waterworks.metro.tokyo.jp/topics/20150430.html
待ちに待ったという方も多いと思います。
いこいの路を散策したいという方に、山のふるさと村ビジターセンターの
インタープリターより、3つのご案内があります。
①いこいの路は総距離12km、所要時間約4時間
奥多摩湖沿いを歩く平坦な道のりです。
ただ、途中で道を外れてバスに乗るといったことはできません。
歩く際は、ご自分の体調ならびに足と相談の上、歩くようにしましょう。
登山靴やハイキング用の靴など、靴底がしっかりしたものが疲れにくくオススメです。
②必需品はしっかり持って行きましょう
長い距離を歩くため途中何が起こるかわかりません。
もしもの時のため、以下の物をご持参の上、歩くようにしましょう。
・携行食(アメやチョコ、エネルギーバーなど)
・十分な飲みもの(途中に自動販売機はありません)
・雨具
・携帯電話
③ツキノワグマに会わないために
奥多摩はツキノワグマが生息している地域です。
もともとツキノワグマはとても臆病な動物で、
人間の気配や匂いを察知して、遠ざかっていきます。
クマに人間の存在を知らせるために、
熊鈴(くますず)やラジオを携帯しておくと良いです。
お友達とご一緒の散策であれば、おしゃべりしながら歩くのもオススメ!
万が一、クマと出会ってしまったら、慌てず落ち着いて。
決して、走ったり、大声を上げたり、物を投げたりしてはいけません。
クマを刺激しないように、じっとクマの方を見つめながら、
ゆっくりと後ずさりして離れましょう。
自然の見どころ、リアルタイムの耳寄り情報は
山のふるさと村のビジターセンターのインタープリターがお伝えします。
ぜひご散策前にお立ち寄りください。
(山のふるさと村ビジターセンター 馬渡)