2017年3月9日木曜日

春の兆し

まだまだ寒い日が続いていますが、
気が付けば3月も中旬。
冬の間は比較的静かな園内ですが、
春休み期間になればドッと賑やかになるでしょう。

今日は春に先駆けて動き出した生きものたちの様子を紹介します。















ダンコウバイのつぼみ。
この写真はビジターセンターの裏で撮影しました。
もう間もなく開きそうなので、今週末には開花するかもしれません。
小さな黄色い花は春の香りに満ちています。

続いてはこちら














芽吹いたばかりのジュウニヒトエです。
葉は暖かそうな毛で覆われています。
花が咲くまでにはまだまだかかりそうです。
岬園地の手前で撮影しました。

続いては















顔を出したばかりのフデリンドウです。
暖かくなったら、筆のような形の青い花を咲かせます。
こちらも花が咲くまでにはまだまだかかりそうです。
ビジターセンター前で撮影しました。

そしてそして















ちょっと見づらいですが、
早春の風物詩、ヤマアカガエルの卵塊(らんかい)です。全長30㎝位。
春になればオタマジャクシがみられるでしょう。
サイグチ沢脇の小さな流れで撮影しました。

生きものたちはこんな風に次の季節の準備を進めています。
色々と見習うところがありそうですね。


おまけ
とはいえ、まだまだ寒い園内では、
こんな光景もみられました。















カメノコテントウの冬越しです。
身を寄せ合う姿は可愛らしいですね。
暖かくなったら動き出すことでしょう。

(菅原)