山ふるビジターセンターブログをご覧の皆さん、こんにちは。
突然ですがクイズです。
これはいったい何でしょう?
別の個所でもう一枚
ここで分かったあなたはスゴイ!
かなりの鳥好きでしょう。
そう、これは鳥の体のある部分を顕微鏡で拡大した写真です。
スベスベしていて、光沢があって…
鳥の種類によって大きさも色も様々です。
もうわかったかな?
答えは鳥の羽でした~!
今日はビジターセンター前に落ちていたトビの羽を拾い、洗剤で洗った後、顕微鏡で観察してみました。
鳥の羽は真ん中の太い軸を中心に、薄い板状のものが左右に広がっています。
この板状の部分は「羽枝(うし)」と呼ばれ、細い糸で織った布のよう。
更に先端はカギ状(耳かきのよう)になっていて、左右の羽枝がそのカギで絡み合うことによって、一枚の大きな羽が出来ていることが分かりました。
そんな羽の秘密を知った後、顕微鏡をのぞくインタープリターは
「うわっ、すごい」「本当にカギみたいだ!」「お~、なんかちょっと不気味…」と、
不思議な羽のつくりにすっかり夢中に。
みなさんも羽を拾ったら、私たちと一緒にミクロの世界を尋ねてみませんか?
(かーりー)