インタープリターのとむさんです。
9月26日は「招き猫の日」だそうです。
来る(9)福(29)のごろ合わせだそうですよ。
さて、山のふるさと村はたくさんの野生動物を見る事は出来ますが、
ネコも棲んでいます。
おそらく捨て猫なのでしょうか。
時々キャンプ場に現われては、
宿泊の方の食材を獲ろうとする姿が見られます。
また、ビジターセンターの「くまきち」を
誘拐しようとしたこともありました。
ぼんやりと猫が近寄って来る様子を見ていたら、
突然「くまきち」をガっとくわえてひきずって行ったので、
「うわあぁぁ!」とあわててネコを追いかけました。
驚いたネコは「くまきち」を置いて、逃げていきましたが、
「まさか持っていこうとするとは…」と驚いたものです。
以前はネコというと、
日向ぼっこして、昼寝して、ふらりと散歩に行って
ぽよんぽよんのかわいい生き物というイメージでしたが、
山のふるさと村に来て、そのイメージを変えざるえませんでした。
彼らは野生にあれば肉食動物。
しなやかで逞しい筋肉をした山のふるさと村のネコ等は
「小さいヒョウ」といった感じです。
あまりに野性味がつよいので
「オクタマヤマネコ」と勝手に呼んでいます。
街中の野良猫とは、またちょっと違った姿を見る事で来ます。
さて、最後に私からお伝えしたいことがあります。
今日紹介したネコ等は、
おそらく町で暮らしていた飼いネコたちです。
山に捨てられれば、
山の生き物(ネズミや鳥など)達を食べて、
自然の生態系バランスを崩してしまう可能性があります。
また、ネコも暑さ寒さに耐えられず、死んでしまったり、
野生動物(キツネなど)に襲われて食べられてしまう事もあります。
山の生き物達にとっても、ネコにとっても困った事だらけです。
ペットは最後まで責任を取って飼いましょう。
招くのは福だけで良いです。ネコはおいでにならないでください。
(猫大好きなインタープリター/とむさん)