みなさん こんにちは
インタープリタ―(自然解説員)のとむさんです。
本日は散策していると、
暖かいを通り越して、暑く感じる陽気でした。
園内には、様々な種類の虫たちが
あらわれてきています。
そんな中で、本日見つけた虫はコチラ!
最初は、葉っぱか何かかな?と思いましたが、
よく見ると虫です。ガです。
面白い形だなあと思って、
ビジターセンターの昆虫図鑑を調べても、正体がわかりません。
そこで、インターネットで調べて見ることにしました。
ですが「ガ」「茶色」「3月」など、様々なキーワードで検索しても、
なかなかこれといったガを見つけられず、困り果てました。
「わからぬ・・・!」
うなりつつ、私が最後に検索したキーワードは
『変なガ』
ガに対して、失礼極まりない検索ワードでしたが、
おかげで園内で見つけたガと同種と思われるガの
情報をえることができました。
とむさん「二番目の画像のそっくりじゃん!」 |
その後も、書籍やインターネットで調べた結果、
3~4月にしか見られない
オカモトトゲエダシャクというガであると判定しました。
そんな形の翅で飛べるのかと考えていましたが、、
どうやら折りたたんであるだけなので、
広げると普通のガの羽根のようになるそうです。
まさか、『変なガ』で答えにたどり着けるとは思いませんでしたが、
私以外の方々も「変なガ!」と思ったんだなと思うと、
なんだか嬉しいような気持になりました。
なお、
「なぜわざわざ翅たたむのか?」とか
「たたんだ姿がかっこよすぎない?」など
色々調べましたが、それを書いていると
4000字くらいのブログになってしまうので
今回はやめておきます。
(興味のある方は調べてみるか、とむさんにお問い合わせください)
山のふるさと村に来た際は、散策がてらに
春の短い季節にしか見られない『変なガ』を
探してみてはいかがでしょうか?
(本気で見つけたい方は、灯火に集まる習性があるそうなので、
ご宿泊の方が見つけやすいかと存じます。)
(インタープリター/とむさん)