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ビジターセンターのスタッフ(インタープリター)は
散策路の安全や動植物の様子、季節の変化を確かめるため、
毎月、各トレイルを歩いて調査しています。
このブログでは、調査結果の一部を紹介します。
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晴天。気温は10℃ほど。
野鳥たちの声で賑やかなネイチャートレイル1を調査しました。
自然情報(抜粋)
◆植物:たくさんの落ち葉・モミ・フジ・スギ・ヒノキ・アカマツの実
スギの蕾・フデリンドウの越冬芽
◆鳥類:メジロ・シジュウカラ・マガモ・アトリ・コガラ・カケス
エナガ・コゲラ
◆哺乳類:ニホンジカ・テン・ニホンザルの糞
ニホンリスの食べあと
◆その他:ジョロウグモ・ザトウムシ
インタープリターの独り言
この時期のネイチャートレイルを歩くと、
たくさんの落ち葉とともに、たくさんの木の実やタネが足元で見つかります。
ネイチャートレイル1はモミの木が多いので、足元にはふりつもるようにモミの翼(バラバラになったモミの実のかけら。果鱗というらしい)
があります。それにまざってタネもたくさんありました。
この中のどのくらいが、冬の野鳥や動物たちの食べ物になるのだろう?
いつか大きな木に育つタネもあるのだろうか・・・
そんなことを思いながら歩いていると、
あちこちに、芽が出て1年くらいかな、という赤ちゃんの木もたくさん見つかります。
不思議だったのは、別の種類の大きな木の根元から生えているものが
たくさんあったこと。
芽を出すのに、ちょうどいい場所なのでしょうね。
でも、偶然こんなすき間に入ったタネなのか・・・
それとも、鳥か、ネズミか、誰かがそっと隠しているのか・・・
時間がある時に、調べてみたいものです。
(インタープリター/よってぃ)