皆さんこんにちは
インタープリターのとむさんです。
インタープリターのとむさんです。
本日は、今の見どころの植物の紹介です!
今年は、フジの実が大変豊作です。
学校や公園などにも藤棚(ふじだな)がある場所も多いので、
見たことがある人もいるかと思います。
見たことがある人もいるかと思います。
フジは紫色の花がブドウのように鈴なりに咲く植物です。
大きめの豆みたいな実がなり、
晴れた日に乾燥して、豆がはじけます。
晴れた日に乾燥して、豆がはじけます。
たくさんのフジの実 |
地面に落ちたはじけたフジの実 |
丸くて茶色なフジの種 こんな風に中に入っています |
このフジの実は、はじける仕組みが面白いのです。
フジの実はちょっと”ひねり”があって、
水分がある時はまっすぐなのですが、
乾いてくるとクルクルになって、二つにはじけ、
種を飛ばします。
水分がある時はまっすぐなのですが、
乾いてくるとクルクルになって、二つにはじけ、
種を飛ばします。
え?何を言ってるかわからない?
では、実際に見てみましょう。
落ちている割れたフジをいくつか拾って観察してみます。
今日はちょうど雨が降っていたので、湿ってまっすぐな状態。
これを乾かしていきます。
今日はちょうど雨が降っていたので、湿ってまっすぐな状態。
これを乾かしていきます。
長めのものをチョイス! |
部屋の中で乾燥していきます |
乾燥してクルクルになったでしょう!
このクルクルのひねりで、
フジは弾けて、種を飛ばします。
(なお、水にぬらすとまたまっすぐに伸びます)
今の季節、山のふるさと村では
「パチンッ」とはじける音がすることもあります。
山のふるさと村に遊びに来たときは、ぜひ注目してみてください。
家の近くにフジがあるという方は、実が落ちているか探すのも楽しそうですね。
今だけの自然の見どころ!
ぜひお楽しみください。
(インタープリター/とむさん)