2009年12月3日木曜日

チェンジ!奥多摩周遊道路

今にも雪が降り出しそうな、霧雨煙る奥多摩周遊道路。

道路の一角にある駐車場に
鋤簾(じょれん)やスコップなどの農耕具を手に
続々と山の仕事人が集いはじめ、何やらこれから始まる気配。

手足が凍えるような寒さの中、一体何が行われるのか!


正解:奥多摩周遊道路を管理している、西多摩建設事務所主催の
   景観整備会の一場面でした!

観光で訪れた方に、山々の眺望を楽しめる場所として、
のんびりと休憩ができる場所として利用してもらえるよう
毎年、奥多摩町、檜原村の観光にたずさわっている人々が集まり、
奥多摩周遊道路内駐車場への植栽や、
テーブル・椅子の設置などを行っています。

今年は檜原都民の森近くにある「数馬駐車場」にて
景観整備会が行われ、山のふるさと村からも堀口村長と
ビジターセンタースタッフが出席してきました。

植えられたのは、春を彩るヤマザクラ、初夏のシャクナゲ、
紅葉のヤマモミジの3種類。
花を咲かせるのは、これから2〜3年先のこと。
『大きく育てよ〜』と苗木に声をかける姿があちこちでみられ、
少し先の未来の風景、そして利用する人々のことを考えながら
進められた整備会は、寒さを忘れてしまうような温かい時間でした。



観光に訪れた人たちが心地良く過ごせる場所、
もう一度来たいと思える場所を目指して、
これからも景観整備会は続いていきます。

(まゆみぃ)