2011年4月27日水曜日

徒歩でご来園の方へ


山のふるさと村最寄りの奥多摩周遊道路は
4月27日(水)現在、問題なく通行できます。

奥多摩周遊道路沿いのサクラは散りつつありますが、
山のふるさと村園内のヤマザクラは未だ満開です。
新緑とサクラのコラボレーションを楽しむ事ができますよ。

また、奥多摩湖いこいの路も開通しておりますが、
山のふるさと村と最寄りのバス停「小河内神社前」を結ぶ
麦山の浮橋(通称:ドラム缶橋)が
奥多摩湖の水位減少のため、現在取り外されております

(詳しくは 水道局ホームページ をご覧下さい)

徒歩でのご来園の際はくれぐれもお気をつけください。

徒歩でのご来園の際は、
一つ先のバス停「深山橋」で下車し、
深山橋・三頭橋を渡って
奥多摩周遊道路をお進みください。
(歩道が無いため、車及びバイクにくれぐれもご注意ください)

途中の「三頭の名水」の箇所に、
奥多摩湖沿いの散策遊歩道の
「湖畔の小道」に入ることができますので
道標をご確認のうえ、お進みください。
約2キロの道のりののち、山のふるさと村に到着します。

また、無料送迎バス「やませみ号」のご利用もご検討ください。
 →問合わせ・お申込みは… キャンプ場サービスセンター 0428-86-2324


GWももう間近。
春爛漫の奥多摩の森と共に、
皆様のご来園をお待ちしております。


2011年4月21日木曜日

はるの大運動会

どんより雲が割れて、晴れ間が差し込んだのはお昼頃。
それもつかの間、また日の光が遠のいて…
今日は『花曇り午後』の一日でした。



そんな中、尾花坂では…

ポコッ! パッ! ニョキっ!



見上げると、
たくさんの木々から色とりどりの葉っぱがではじめました。
たくさんのお花も咲きだしました。

下を見ると
たくさんの小さな花や草がではじめました。


きいろ、きみどり、みどり、ふかみどり、うすむらさき…
ちょこっと御先祖様のお知恵をお借りするなら、
もえぎいろ、まつばいろ、わかみどり、くさいろ、こけいろ、さくらいろ、えんじ…

木のなまえを呼ぶのなら
ミズナラ、ホオノキ、カエデ、アブラチャン…

植物は、それぞれの『いろ』で、
競い合うように葉や花を開き始めていました。



今日リードしていた植物は…
うすむらさきのチーム『ミツバツツジ』!!

さまざまな葉っぱたちの成長ぶりは目を引くところですが、
咲き誇るうすむらさきの存在には劣るようで、まだ「旬の表彰台」には上がれないようですね。

尾花坂では、まだまだミツバツツジが首位独草中です。




あした、

追い上げてくる『色』は、なんだろう?



もし、お散歩に出かけたら…
ちょこっと、景色にかくれた色を探してみてください。

「どんな色があるのかな?」

もしかしたら植物達の展葉&開花競争が見えてくるかもしれません。




【ミツバツツジが咲き、薄紫色の尾花坂】


(あっちゃん)

2011年4月14日木曜日

新スタッフ入りました

はじめまして!
4月から新しくスタッフになりました 中村淳美(あっちゃん)です。
お茶の町 埼玉県入間市を出発し、青梅から多摩川をさかのぼり、
奥多摩湖のほとり ここ山のふるさと村にやってきました。


草や樹木、そして農具に興味があり自然の中で、
農村でのーんびり過ごすことが大好きです。


森の工作舎のお師匠様にあこがれて、ただいまカラフル帽子を作成中。
山ふるにて、”カラフル帽子のおねえさん”を見かけましたら、ぜひお声かけください。(時には、おとなりの山梨県小菅村にも出現します。)


どうぞ、よろしくおねがいします。


今日は暖かい風が吹き抜け、ビジターセンターは
中も外もぬくぬくとした春日和でした。
この陽気に誘われて、フデリンドウやイカリソウ、クロモジなどの花も咲きだしました。
いよいよ春の花々の登場です。


サクラ(ソメイヨシノ)は、
都心では花吹雪青梅では満開
奥多摩湖では2分咲き
山ふるではつぼみ。
という具合に、山ふるではもうちょっとのお楽しみです。
多摩川下流域から上流へ、サクラの変化を追って遡って行くコースもなかなかのオススメです。


だんだんと駆け足になってきた春のうつりかわり。
のんびりと忙しい自然たちの働きぶりを眺めてみませんか。


(あっちゃん)

2011年4月8日金曜日

奥多摩湖いこいの路が開通になりました

2011年度が始まって、早いものでもう1週間が過ぎました。
園内のあちらこちらで春の訪れを感じる今日このごろですが、
4月7日(金)、本日より
「奥多摩湖いこいの路」が開通となります。

冬期通行止めの期間はご迷惑をおかけいたしましたが、
春の散策を楽しみに、足をお運びください。
なお、奥多摩湖の水位低下に伴い
通行止めとなっているドラム缶橋ですが、
こちらは4月7日現在も通行止めとなっておりますので
ご注意ください。


自然の厳しさを痛感させたこの度の地震ですが、
自然のあたたかさ、やさしさを告げる春の季節も
ゆっくりと、でも確実に訪れております。

山のふるさと村で、もしくは毎日の日常の中で、
どうか目を向けてみてくださいね。




2011年4月7日木曜日

ただのゴミです。















森の中で発見した、ただのゴミです。
人間にとっては・・・ね。
これを食べた動物にとっては、自分を殺す罠。


このゴミは、今日森の中で見つけたものです。
外側のラベルが噛み千切られ、ボロボロになっていました。
動物が食べ物だと思って噛み、食べられないとわかり、 そのままにしたと予想されます。


人間が、何気な~く捨てたり、落としたりする食べ物や飲み物のゴミは、
一生懸命にエサを探して生きる動物にとっては、
やっと見つけられた「食べ物」になってしまうかもしれません。


このペットボトルを噛んだ動物はどうなったでしょうか?
わかりません。他の食べ物を探してまた歩き出したかもしれません。
もしかしたら、噛んだラベルを飲み込んでしまい、
それが肺に貼り付いて息ができなくなり、死んでしまっているかもしれません。


行方はわかりません・・・でも、ゴミを森に落とすということは、
自分の知らない所で、自分のせいで、他の生きものを殺してしまう可能性があるということ。
ちっちゃな飴の袋も、ティッシュも、お弁当ゴミも・・・・・
人間にとってはただのゴミですけどね。


でも、人間は「拾う」のが得意な動物。 (特にお宝は大得意!)
そして、他の生きものへの気配りもできる優しい動物。
だから、これからの森では、こんな悲しい出来事はどんどんなくなっていくはずなんです。


 (ゆうき☆)