皆様、ちょっと早めの夏バテなどはされてませんか?
都心に比べたら多少は涼しいはずの山ふるでも、
アスファルトの照り返しがある場所では
30℃以上になることもあるこの最近です。
そして今年は、節電の取り組みのため
ビジターセンターではエアコンはつけず、
うちわと扇風機、奥多摩湖からやってくる自然の風で
出来る限り乗り切ろうとしております。
(もちろん、来館したみなさんが熱中症になりそうな際には
冷房を入れさせてもらいますが…)
その他、山ふるならではの節電への取り組みを
始めておりますので、
ご来園の際はぜひ、体験してみてくださいね。
そんな中、今日登場した節電の取り組みをご紹介。
場所はビジターセンターベランダとレストランの屋根です。
前回のブログで、「緑のカーテン」を紹介しましたが、
今回は「 水 」!
計3カ所から、くみあげてきたサイグチ沢の水をシャワーのように巻いています。
熱を溜めてしまっているアスファルトや屋根を冷やして、
放射熱を下げる作戦です。
また、スプリンクラーのように水をまいているため、
周辺の空気もだいぶ冷やしてくれています。
ビジターセンターへと流れる風をひんやりとさせてくれた後、
地面や空気の中に溶け込み、
雨や雲となって、またこの森に戻って来てくれるのでしょうね。
風の流れによっては、水がかかる事もあるので
確認の際はお気をつけください!
(かおり)