先日の大雨で少し水が増えましたが、まだまだいつも通りには戻っていません。
湖底だった場所は白っぽくなっています |
しかし、そんな時だからこそ紹介できる見どころがあります。
一つ目は、こちらの石垣。
正面から見るとこんな様子です |
普段は水中に隠れていますが、現在は近くで見ることができます。
もちろん自然のものではなく、人が積んだもの。
形の合う石が上手く積み重ねられているのが分かる |
つい60年ほど前までこの地にあった「岫沢村」の民家の土台となっていた石垣です。
これだけの量(しかも石が大きい!)、どれだけ大変だったのでしょうか?
ちなみに、村のすべての家が沈んだわけではありません。
湖畔からビジターセンター周辺、キャンプ場に至るまで、様々な場所に人が暮らしていた跡を見つける事が出来ますよ。
そして二つ目の見どころはこちら。
謎の手形 |
大きさはこのくらい |
他にはこんな種類も |
湖畔に夜な夜な(?)あらわれる野生動物たちの足跡。
形の特徴から、多くは種類を特定する事が出来ます。
(ちなみに最初の手形はニホンザル。次の足跡は特定できません・・・が、タヌキ似です。)
一度に野生動物の痕跡が何種類も見られるので、自由研究などにはもってこいの状態ですよ。
それにしても、こんなに奥多摩湖の水が少ないのは珍しい事です。
ぜひこの滅多にない機会に、普段とは違う山のふるさと村の楽しみ方を発見してみてください。
お待ちしています。
(インタープリター/すみぃ)