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ビジターセンターのスタッフ(インタープリター)は
散策路の安全や動植物の様子、季節の変化を確かめるため、
毎月、各トレイルを歩いて調査しています。
このブログでは、調査結果の一部を紹介します。
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曇り。日が差さず肌寒い。
ネイチャートレイル3の様子
太子橋を渡り道なりにすすむと |
キャンプ場サービスセンターの横を通ります |
テントサイトを抜けて奥まで進むと沢へ下りるつづら折りの下り |
沢を渡り、沢沿いに登ると |
奥多摩周遊道路5.8km付近に出ます |
檜原都民の森方面(登り)へ歩きます |
6.3km地点付近から園内に入ります |
尾根道を下るとネイチャートレイル2と合流します
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自然情報(抜粋)
◆植物:フデリンドウの越冬芽、ヒノキ・サワラ・スギの結実、ツバキの蕾
◆鳥類:ツグミ・コゲラ・カヤクグリの目視、カケス・アオバトの解体痕
◆哺乳類:カモシカの目視(周遊道路6.3㎞地点谷側)、ニホンジカの食痕(ササ)・角とぎ・糞・毛・寝床、ムササビの食痕(スギ・ヒノキ)、イノシシの毛、タヌキの溜め糞
インタープリターの発見!!
〇冬は動物の痕跡を良く見つかります
鳥の解体痕
アオバトの解体痕 |
カケスの解体痕 |
集まった羽根 |
冬になると哺乳類や猛禽類に食べられた鳥の羽根を見かけます。
シカ
雄のツノが立派になる秋、森の木にはさぞ立派なツノを研いだのか傷だらけの幹がいくつもあります。
落ち葉のベット(手前の落ち葉が押された所)にはシカの毛が残されていました。
イノシシ
土の下に何かあったのか気になる所
倒木をまたいだ所に毛が残っています。(イノシシの毛はだいたい枝毛)
タヌキ
道路を見下ろす小高い場所にタヌキたちが糞をして「ため糞」になっています
カモシカ
昼を過ぎた時間には、気に入った場所でのんびり座ってすごしているようでした。
冬は、木に葉がない分見通しも良いので、散策路を歩いて、いろいろな生きものに出会ってみてくださいね。
(インタープリター/いわしぃ)