山のふるさと村の年末年始の休園日は、
2007年12月29日(土)~2008年1月3日
とさせていただきます。
お間違えのないようお越し下さい。
尚、休園中は、電話・FAX・メールにお応えすることが
できません。予めご了承下さい。
また、休園中、当ホームページの更新もお休みとさせていただきます。
(次回は1月4日更新いたします。)
秩父多摩甲斐国立公園にある自然公園施設、東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村ビジターセンターのブログです。園内や奥多摩の自然の情報、イベント情報などを紹介していきます。東京の西の端、奥多摩にある『山のふるさと村』でお待ちしています。
2007年12月28日金曜日
今年もお世話になりました。
ついこの間2007年が始まったというのに、
気付けば、もうすっかり年の瀬・・・
「なんでこんなに時が経つのは早いの!」
と、1ヶ月に1回は嘆いていた1年でした。
いや、ビジターセンターにいる日は
ほぼ毎日嘆いていたと思います。
でもそれは、ビジターセンターにいる時間が
楽しくて充実している証拠ですよね。
思い返せば、この1年、本当にたくさんの方と
ビジターセンター内や自然体験プログラム、
山ふるのおまつりや主催キャンプ・・・
などなどで交流することができました。
そのどれもが私たちインタープリターにとって素敵な出会いとなり、
また、印象深い自然体験へとつながったように思います。
2008年も、みなさんにとって良い時間(楽しかったり、
嬉しかったり、発見したり、静かにしたり、勉強したり、
考えたり、どきどきしたり・・・)を過ごせるような、
そんな山のふるさと村でありたいと思っています。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
※この場をお借りして・・・
奥多摩地域の野生動物(野鳥・虫なども)様。
この1年もたくさん楽しませてくれてありがとうございました。
そんなに出会えてはないけど、鳴き声やフンなどで
その存在はしっかり確認でき、いつ会えるかと思うとどきどきでした。
来園者の多くの方も、どきどきしていましたよ~。
さすが、人間のつぼを心得てらっしゃる!
2008年も、棲みかやエサなどに迷惑のかからないように
注意しますので、どきどきさせて下さいね。
(ゆうき)
2007年12月23日日曜日
山ふる 今季最初の雪が降りました。
山のふるさとから見える日陰名栗峰では、
すでに雪が積もっているとお知らせしましたが、
山のふるさと村にも、とうとう雪が降り積もりました。
今朝(12月23日)通勤途中、昨晩からの雨が降り続いていましたが、
奥多摩駅付近の愛宕トンネルを越えると目の前に広がったのは
雪をかぶった山や家。
白色の量はトンネルを越える度に多くなっていき、
山のふるさと村に着く頃には白銀の世界となっていました。
(積雪量は2cm程度。)
白銀の中に赤い点々が見え、近寄ってみると赤く色づいた
もみじの落ち葉でした。
雪と紅葉・・・なんて贅沢な組み合わせ!
お互いを引き立てあっているようでした。
11:30から行われたガイドウォークでは、
折角雪が積もっているのだからと、
動物の足跡さがしをしました。
見つかったのは、シカ・イノシシ・タヌキ・キツネの足跡。
くっきりついていたので、動きがわかるようでした。
歩いていた途中でくるりときびすを返したタヌキ、
尾根から湖畔広場へ降りてきて樹皮を食べたシカ、などなど。
そう思うと、私が嬉しくなって湖畔広場を走り回ったことも
誰かにばれてしまうかもしれませんね。
今日の雪は、さんさんとした太陽によって大分融けました。
みなさんの町の初雪はいつになるのでしょうね?
雪が降ったら、大人にとっては
大変なことや危ないことが多くなるのですが、
ぜひ「嬉しいことさがし」もしてみて下さいね!
(ゆうき)
2007年12月20日木曜日
冬鳥初認状況 Vol.1
朝晩は氷点下を下回るのが当たり前に
なってきた最近は、野外の調査に出掛けると
スタッフ皆が鼻を真っ赤にして戻ってきます。
それでも毎日心を弾ませてしまうのが冬鳥探し。
周りの音や気配に意識を集中させながら
レストラン下の植え込みや湖畔沿いの藪、
全体の景色の中から野鳥の動きを探します。
今日現在までに今季初認されている冬鳥は9種類。
10/26 オシドリ・マガモ・ジョウビタキ
11/4 カシラダカ
11/24 カヤクグリ・ルリビタキ
12/9 シロハラ・マヒワ
12/16 ツグミ
これから初認が期待されている野鳥は6種類。
アオジ・クロジ・ミヤマホオジロ
アトリ・アカハラ・ベニマシコ
今年は奥多摩湖に集まる水鳥の数が多いのではと
言われているので、マガモやオシドリの群れに、
これまで奥多摩では確認されていない水鳥が
混ざっている可能性もあります。
より一層野外の調査がお楽しみ・・
いやいや、重要なお仕事になります!
*写真の野鳥はジョウビタキの雌。奥多摩では
「だんごしょい」という愛称で呼ばれています。
(まゆみぃ)
2007年12月13日木曜日
小雨は雪へと変わるだろうか
2007年12月10日月曜日
2007年12月8日土曜日
紅葉豆知識
やっと街中でも落ち葉が舞い落ちる季節になりました。
近所のイチョウやモミジはどんな色づきをみせているでしょう?
あのドラマじゃないけど、黄葉の並木道なんて素敵ですよね。
さて、みなさんが街中を歩いていると、右側だけ色づいている木
を見つけることができます。もしかしたら、すでに左側半分は
葉っぱが落ちている木などもあるかもしれせんね。
こういった
「右側だけ」や「左側半分」の木には理由があります。
木の近くには、夜も帰らない会社の窓がありませんか?
ジュースを売っている自動販売機はありませんか?
そう、「右側だけ」や「左側半分」の木にしていたのは明り。
窓や自動販売機から木々に照らされる「光」が、
近くの葉っぱに影響を与えているのです。
これから、並ぶ街路樹の中に、葉っぱが残っている木を1本だけ
見つけられるようにもなるはずです。
「おっ、この木だけ葉っぱが残っている!」
「右側だけ色づいてない!」を見つけたら、周りも見渡して、
『光害(こうがい・ひかりがい)』を受けている木を探してみて下さい。
きっと、夜も消えない明かりが近くにあるはずです。
2005・12・2 メルマガより
近所のイチョウやモミジはどんな色づきをみせているでしょう?
あのドラマじゃないけど、黄葉の並木道なんて素敵ですよね。
さて、みなさんが街中を歩いていると、右側だけ色づいている木
を見つけることができます。もしかしたら、すでに左側半分は
葉っぱが落ちている木などもあるかもしれせんね。
こういった
「右側だけ」や「左側半分」の木には理由があります。
木の近くには、夜も帰らない会社の窓がありませんか?
ジュースを売っている自動販売機はありませんか?
そう、「右側だけ」や「左側半分」の木にしていたのは明り。
窓や自動販売機から木々に照らされる「光」が、
近くの葉っぱに影響を与えているのです。
これから、並ぶ街路樹の中に、葉っぱが残っている木を1本だけ
見つけられるようにもなるはずです。
「おっ、この木だけ葉っぱが残っている!」
「右側だけ色づいてない!」を見つけたら、周りも見渡して、
『光害(こうがい・ひかりがい)』を受けている木を探してみて下さい。
きっと、夜も消えない明かりが近くにあるはずです。
2005・12・2 メルマガより