2014年6月26日木曜日

足下にご注意!


朝、山ふるに出勤してビジターセンター正面出入り口を開けるため
キーを手に、内側から扉を開けると、そこには…

宝石が!!

あ、宝石といってもの鉱物ではないのです。
インタープリターが大好きな森の宝石です。
分からない人は、展示室にある「山の宝石箱」を要チェック!

節度がないとお叱りを受けてしまうかもしれないので、
直接的な言葉は避けますね。


要は、動物の落とし物です。

まだホヤホヤで新しいので、昨日の夜か今日の朝にしたのでしょう。
こちらの落とし主、あろうことかビジターセンターの
扉の前に置き去りにしたようです。


これはもしや、誰かに踏ませようとしている...?


「それはいくらなんでもないでしょう!」と思うかもしれませんが、
私たちスタッフはともかく、お客さんが踏んでしまっては大変です。

そうならない為に、私は一計を案じました。

誰もが気がついて、なおかつちょっと面白いって思って
もらえればいいなぁと考え、2時間かけて制作したのがコチラです。(写真は一番下に!)

落とし物がなくなるまでのいつ消えてしまうか分からない、
期間限定の展示ですので、山ふるにお越しの際はぜひ見ていってくださいね。
館内ではインタープリターがニヤニヤもといニコニコしながら
待っていますので、落とし物について尋ねてみてください!





(も)

2014年6月24日火曜日

キャンプ場サービスセンター電話不通のお知らせ

本日6月24日は山のふるさと村園内消毒作業があり、
キャンプ場サービスセンターの電話がつながらなくなります。

大変申し訳ありませんが、宿泊施設ならびにバーベキューサイトの
予約は午後以降におかけ直し頂きますよう、お願い申し上げます。

ご不便をおかけして申し訳ありません。

2014年6月22日日曜日

山のふるさと村の過ごし方


梅雨の中休みとはいえ、ひなたでは、差すような太陽光が
真夏への準備体操と言わんばかりに、降り注ぎます。

こんな日には、ビジターセンター裏から降りるサイグチ沢へ行きたくなります。
沢についたら、バシャバシャと水遊びもいいですが。
ぜひ、川面に近づく前に、あたりの石をみて見てください。

川の上流であるこのあたりの石は、角ばっている石が多く見られます。


じ~っと、見ていると・・・・・。

石に顔が浮かんで見えてきました。
気になる石が見つかったら、ビジターセンターのストーンペインティングセットを
レンタルして、色をぬって、更にイメージを形にしても良いかもしれません。

次は、水の流れの弱い所で、じっと水中を観察してみると。



エビがいるのを見つける事ができました。
石の裏にも、いろいろな生き物が見つかるかもしれません。





楽しく過ごせる沢の周辺ですが、
川遊びで、ひっくり返した石は、ここに住む生き物のために元の場所に戻すこと。
また、奥多摩湖での遊泳は禁止です。
ルールを守って多くの人が楽しく過ごせる場所を皆さんと作っていきましょう。

(いわしぃ)

2014年6月15日日曜日

6月30日クラフトセンター休館のお知らせ

6月30日月曜日、クラフトセンターは床ワックスがけの為、全館休館となります。
木工、石細工、陶芸のクラフト体験及び自然食教室は終日利用出来ません。
ご利用のお客様には大変ご迷惑をおかけしますが、予めご了承ください。

2014年6月14日土曜日

麦山の浮橋(ドラム缶橋)通行止め解除のお知らせ

6月7日の大雨で通行止めとなっておりました麦山の浮橋ですが、
現在、解除となり、通行が可能です。

なお、麦山の浮橋から続く「湖畔の小道」は、
法面の崩壊により、一部奥多摩周遊道路に迂回する箇所がございます。
詳しくは、5月30日の記事をご覧下さい。

奥多摩地域は今の所大雨の大きな影響は見られませんが、
川はどこも増水しておりますので、水辺で活動する場合は十分注意し、
水の中には入らないようにして下さい。

なお、山のふるさと村の天気予報は今日、明日とも晴れ。
最高気温は26度となっております。
日中は、陽射しが強いので、帽子を忘れずに。

2014年6月13日金曜日

山ふるのベビーラッシュ!?

梅雨に入り、山のふるさと村にも雨の日が続き生き物も雨宿りでもして、動かないのかと思ったら。
実は、小さな生き物のベビーラッシュが続いているのをご存知でしたか?

この白い泡の塊の親のオスの鳴き声がよく聞かれる。
 

モリアオガエルの卵です。まだ、これは卵で赤ちゃんではありませんね。
(あと7日から10日でオタマジャクシになります。)
 

そして、ビジターセンターのベランダでは、どんどん家族を増やしている生き物を見ることができる。
アシナガバチの赤ちゃんです。こちらは卵~幼虫~蛹(さなぎ)までいました。
他にも、園内には子育て中と思しきハチのお母さんがあちこちで見られました。

更に、この小さな丸い塊は、子グモが風に乗って遠くに旅立つ前の「まどい」という状態です。

この後、まさしくクモの子を散らす様に、風に乗って旅立っていきます。

この他にも、ベビーラッシュの山ふるには小さな赤ちゃんがいるかもしれません。
そういえば、最近よく現れているサルも、赤ちゃんを抱いているお母さんがいたような・・・
ぜひ探して、発見したらぜひ、インタープリターに教えてくださいね。

でも、最後に。
子育て中のお母さんたちは、赤ちゃんを守る事に必死なので、
近づきすぎたり、脅かしたりしないように気を付けてくださいね。

(いわしぃ)

2014年6月8日日曜日

山のふるさと村の開園状況、および麦山の浮橋(ドラム缶橋)について


山のふるさと村をご利用のみなさまへお知らせいたします。

昨日からの大雨の影響で通行止めとなっていました、
奥多摩周遊道路(三頭橋から九頭橋間)は8:00をもって通行止めが解除となりました。

そのため、

山のふるさと村は開園しております

しかし、通行止めが解除されても周辺道路は山間地域になります。
走行の際には、落枝や落石など道路状況の変化に十分注意をお願いします。

また麦山の浮橋については、

引き続き通行止めとなっております

徒歩でご来園予定の方はご注意ください。

解除の予定は未定となっていますので、
予定がわかり次第、ブログでお知らせいたします。

ご利用予定の方にはご迷惑をおかけしますが、
ご了承ください。

雨でしっとりした空気の山ふるですが、
肌寒い気温ですので、上着を用意しておこしください。

スタッフ一同おまちしております。








2014年6月7日土曜日

麦山の浮橋が通行止めとなっています。

山のふるさと村をご利用の皆さまにお知らせいたします。

昨日から続く、大雨の影響により

11時より、麦山の浮橋は通行止めとなっています。

解除の予定は、未定となっております。

予定がわかり次第、ブログでお知らせいたします。

ご利用の予定の方には、ご迷惑をおかけいたしますが
ご了承ください。

山のふるさと村は、閉園中です。

山のふるさと村をご利用のみなさまにお知らせです。

昨日から続く雨により、山のふるさと村へ通じる道路が、
通行止めとなっております。

6月6日18時30分より、奥多摩周遊道路の三頭橋から九頭橋間。
6月6日23時より、青梅街道の古里附橋西から新氷川トンネル西間。
6月6日23時より、檜原街道の南秋川橋北から九頭竜橋西間。

通行止めにともない、
山のふるさと村は閉園となっております。


詳しい道路情報は、東京都建設局通行止め情報をご覧ください。
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/tukou/index.html

道路状況により、明日も閉園の可能性があります。

また、通行止めが解除されても周辺道路は山間地域になります。
走行の際には、落枝や落石など道路状況の変化に注意してください。

2014年6月5日木曜日

ぶんぶんぶんやってきた!

緑が目にまぶしい山ふるに、ひと際まぶしい存在がやってきました。














なんと、オオスズメバチ!大きさは5cmくらいのビッグサイズの女王バチです。

なんとこの女王バチ、ビジターセンターの事務所の中に突然やってきました。
私とインタープリターのいわしぃ2人でパソコンに向かって仕事をしていたところ、
ブオーン!!と大きな羽音をうならせながら来所!

「え?チェンソーの音?」

チェンソーと聞き間違えてしまうくらいの羽の音です。
キョロキョロとあたりを見渡すと、オレンジの煌びやかなボディーが
天井を縦横無尽に飛び回っているではありませんか。

インタープリター2名、パニック映画さながらにビビりまくりです。

しかしここは山ふるのインタープリター。
騒いだり、走り回ったりはしません!

ビジターセンターでいつも紹介している「みそあくび」を守って
行動すればこのピンチは切り抜けられる!

み;見つける → 見えてます。ぶんぶん飛んでます。
そ;そっとしておく → 刺激しないようにゆっくり移動します。
あ;頭を隠す → 隠してる!
く;薬をぬる → 刺されてないからまだ大丈夫。
び;病院へ行く → 刺されてないからまだ大丈夫!

外であればこの方法で切り抜けることはできますが、ここはビジターセンター。
女王陛下は巣になる場所を探しに迷い込んで来所した模様。
しかもエアコンの隙間を大層お気に召したようで、何やら色々お調べになっているご様子。

女王陛下がご自分の意思でお帰りになるのは難しそうであると判断した
私たち2人の決断は・・・

「穏便にお帰りいただくには、ここは捕獲しかない・・・!!」















インタープリター2名がんばりました。
狭い部屋に閉じ込められた女王陛下は少し不機嫌なご様子。

なかなかない機会なので、ここぞとばかりに観察です。
写真を撮ろうとすると、「無礼者!」と言わんばかりに羽音を鳴らしては私たちを威嚇していました。
ケースに入っているにも関わらず、威嚇されるたびにびっくりしていました。
怖いなぁと思う反面、オレンジと黒の色合いが奇妙にもきれいだなぁと感じました。

怖いけどお近づきになりたいの心境はこういうことなのでしょうか?











威風堂々という言葉が似合います。
うらやましいくらいのくびれ具合ですね。










山ふる閉園後の人がいなくなった頃合いを見て、女王陛下にはお帰りいただきました。
あまり人のいる場所に来ないでほしいなぁという願いをこめつつ、
良い王国を作ってくださいと送り出して、オオスズメバチ騒動は幕を閉じたのでした。


(も)