2009年12月28日月曜日

年末のご挨拶

朝は雨が降っていましたが、すぐに止み、
差し込む太陽の光に雨粒がキラッキラッ

「眩しい!」と思わず顔をしかめてしまうほどです。

そんな12月28日。
今日は
2009年最後の山ふる開園日。

今年初めて山のふるさとに来ていただいた方
一年を通して何度も遊びに来ていただいた方
まだ来たこと無いけど、ブログを見てるという方

今年も一年、本当にありがとうございました!


みなさんと一緒に森に出かけたり、
展示室で自然にまつわる思い出話をしたり、
キャンプを楽しんだり…。
あっという間の一年でしたが、
思わず、にかぁっと口元緩む思い出が

たくさん詰まった一年でした!

また、春から秋にかけて、
キャンプやプログラムを共に盛り上げた
スタッフのみなさん

今年もお世話になりました!ありがとうございました!
みなさんと一緒にいろいろ体験できたことはとっても刺激的でした。
来年もさらに盛り上げていきましょう!

よろしくお願いします!

そして、そして、
今年も一年様々な表情を見せ、
私達を興奮し楽しませてくれた奥多摩地域の自然のみなさま
本当にお世話になりました。どうもありがとう!
来年もまた少し、みんなの生活圏にお邪魔しちゃうけど、
できる限り迷惑がかからないように気をつけるので、
どうぞよろしくお願いします。


訪れる人も迎え入れる自然の様子も、毎日違う山のふるさと村。

さて、2010年はどんな山のふるさと村になるのでしょう??
その答えは、ぜひみなさまの目で確かめに来てください。
来年は1月4日9:00から開園です。

みなさまのお越しをビジターセンターはじめ、
スタッフ一同心よりお待ちしております!



(むぅ)

2009年12月25日金曜日

山ふる版クリスマスツリー

メリークリスマス!!!

今日はイエスキリスト(と、私の一番上の兄)の誕生日ですね。
みなさんはどんなクリスマスを過ごされていますか?


自然公園の中にある山のふるさと村では
植物の成長に影響を与えるイルミネーションなどの
クリスマスイベントはあまり行ってこなかったのですが、
今年はビジターセンター前に
こんな展示が登場しました。



冬の森に落ちているもので飾りつけをした
野外展示「森のツリー」。
設置したのが約1週間前だったのですが、
来園者のみなさんのおかげで、大分ツリーらしくなりました。

クリスマス以降は飾りつけの方向性を少し変え、
春に向けて暖かな色合いの自然が飾られた
世界で一つだけの、山ふるオリジナルのツリーにしようと思っています。
変化の様子はライブカメラでも見れるようにする予定なので、
チェックしてみてくださいね。


ちなみに、今日はガイドウォークで拾ってきたものを
飾りつけてもらったのですが…



どこが変わったのか、わかりますか??


実は、ツリーにありそうなもの、今足りてないものとして
あがった中の「まる」「つる」「キラキラ」の飾りが
追加されているんです。
わからない方、気になる方はぜひ、
ビジターセンターまで確かめにきてくださいね。


今年いっぱいはビジターセンター前で、
来年2010年からはレストラン前広場に設置予定です。
日の出ている昼間は、「キラキラ」がとてもきれいですよ~!


(かおり)

2009年12月24日木曜日

ラブレター

最近、よく会うね。
先週くらいからは、よく目が合うようにもなったね。
いつの間にか見られていた、
なんてこともあって、びっくりしたこともある。

夜にしか会えないと思ってるから、
昼に会えて驚いちゃったよ。

私たちは互いの距離を縮めることはできない。
私が一歩踏み出すと、
あなたはスッと去ってしまう。
あなたとの距離はいつも一定。
距離を保って、あなたは私を見ている。

わかってる。
近づいちゃいけないってことは。
わかっているけれど、
もう少し傍に寄ってみたいとも思ってしまう。

でも…
私たちはこの距離がいいんだよね。
あなたたちとの距離感は、
私たち人間にとって考えなければならないことだから。

そんな想いを胸に抱きつつ、
寒空の下、今日もあなたを見つめてる。



そんなわけで、 近頃外を歩くとタヌキによく会います。
なぜかここ最近の私は、人よりもタヌキに会う確率のほうが高いです。

人を見てもすぐには逃げないタヌキを見て、
「ひょっとして、人に慣れてしまっているのかな?」と
不安になることがあります。

過去に、山のふるさと村のテントサイトで、
人間の食べ残しや出しっぱなしにした食糧を
野生動物が狙いにくるということがありました。
それはこちらが意図していなくても、
結果的に”餌付け”につながってしまいます。
また、人間の食べ物は野生動物にとっては
病気になる可能性もあります。

園内で出会うタヌキたちを見て、
野生動物と人間との関係を考えさせられる今日この頃です。


(むぅ)

2009年12月19日土曜日

麦山の浮橋(ドラム缶橋)の通行止め解除

昨日、強風のため通行止めとなっていた
麦山の浮橋(ドラム缶橋)の規制は解除されました。

朝から気持の良い青空がひろがっている奥多摩です。
みなさん、ぜひお出掛けください!

2009年12月18日金曜日

麦山の浮橋(ドラム缶橋)通行止めのお知らせ

12月18日(金)14:00より、
湖畔の小道と小河内神社前バス停を結ぶ、麦山の浮橋(ドラム缶橋)が
強風のため、通行止めとなりました。
現在のところ、解通の連絡は入っていません。

浮橋の通行止めが解除された際は、
当ホームページにてお知らせいたします。
徒歩での来園を予定されている方は事前にご確認ください。


レストラン前にある風車プロペラ今日は高速回転でした!

2009年12月17日木曜日

モジャは何を思う?

クラフトセンターの後ろ側は、竹林になっています。
竹林の横を通る散策道を歩いていると、
モジャ としたのが道の真ん中に・・・。

















よく見ると、竹の葉っぱ。
でも葉っぱだけが落ちているのではなく、
地面からがっちり生えています。












(なんともおもしろい状態だなぁ)
最初はそう思っただけだったんですが、
少し離れてから見返したとき、
胸が キュンッ となりました。












横では、高々と仲間の竹が茂っている。
「仲間のところに行きたいな。
 僕だけ、なんでこっちなんだろう・・・」
そう言っているようで、モジャが小さく、淋しく見えました。

どうして、モジャだけが道の真ん中に生えているのか?
モジャがどのように生まれ、どのように育ち、
どんな事件を見てきたのか、
私達には確かなことはわかりません。

そして、竹林から離れた道の真ん中で、
モジャは何を思っているのでしょうか。
それもわかりません。

ものを言わない植物ですが、
周りの環境やその植物の状態から、
生い立ちや気持ちを想像することができます。
モジャについても、ぜひ山ふるに来て、
生い立ちや気持ちを考えてみて下さい。

ゆうき

2009年12月8日火曜日

山ふる流!クリスマスデコレーション

12月。
街はクリスマス・イルミネーションと
軽快なジングルベル♪ でにぎわっています。
夜に街を歩くと、キラキラしていますね。

山ふるでも、昨日(12月7日)から、
街に負けじとクリスマス用のデコレーションになったんですよ!
ただし、お店で買える飾りではないんです・・・


山ふるのデコレーションは朝が一番きれい!
木々も、落ち葉も、土も、各施設も、ベンチも、
白い結晶に包まれます。






 








落ち葉のデコレーションは、アップで見ると
またその繊細な飾り付けにうっとりですよ!













土に見られるこの飾りつけは、
なんと10cmもあります。
よく見ると、バラのように美しいデザイン!












さぁ、このデコレーション。
電気を使わずにイルミネーションとなります!
そう、朝日の光が動力源。
霜が解けた木々の雫や、白い落ち葉に朝日が当たり、
もうあちらこちらで、きらっきら☆

「じゃあ、その写真を見せてよ~!」
という声が聞こえてきそうですが、
いやいや、あの美しさを写真で中途半端に見せる訳にはいきません!
ぜひ、みなさんの目と心で山ふるのデコレーションとイルミネーションを
楽しんでいただきたいと思います。

寒い冬が楽しいな♪

 (ゆうき☆)

<おまけの写真>
ザクザクザク
「きれい!きれい!」と、言いつつ、
やっぱり最後はこうなっちゃいますね。
霜柱踏みはいくつになっても、やめられない、とまらない・・・


2009年12月3日木曜日

チェンジ!奥多摩周遊道路

今にも雪が降り出しそうな、霧雨煙る奥多摩周遊道路。

道路の一角にある駐車場に
鋤簾(じょれん)やスコップなどの農耕具を手に
続々と山の仕事人が集いはじめ、何やらこれから始まる気配。

手足が凍えるような寒さの中、一体何が行われるのか!


正解:奥多摩周遊道路を管理している、西多摩建設事務所主催の
   景観整備会の一場面でした!

観光で訪れた方に、山々の眺望を楽しめる場所として、
のんびりと休憩ができる場所として利用してもらえるよう
毎年、奥多摩町、檜原村の観光にたずさわっている人々が集まり、
奥多摩周遊道路内駐車場への植栽や、
テーブル・椅子の設置などを行っています。

今年は檜原都民の森近くにある「数馬駐車場」にて
景観整備会が行われ、山のふるさと村からも堀口村長と
ビジターセンタースタッフが出席してきました。

植えられたのは、春を彩るヤマザクラ、初夏のシャクナゲ、
紅葉のヤマモミジの3種類。
花を咲かせるのは、これから2〜3年先のこと。
『大きく育てよ〜』と苗木に声をかける姿があちこちでみられ、
少し先の未来の風景、そして利用する人々のことを考えながら
進められた整備会は、寒さを忘れてしまうような温かい時間でした。



観光に訪れた人たちが心地良く過ごせる場所、
もう一度来たいと思える場所を目指して、
これからも景観整備会は続いていきます。

(まゆみぃ)

2009年12月1日火曜日

冬の自然体験プログラム時間のご案内




本日12月1日より3月12日まで、
冬期の自然体験プログラム時間となります。

木々の葉っぱが落ちて、見通しのよくなった冬の森は
野鳥や哺乳動物を探すには絶好の季節。
インタープリターと一緒に、
冬だからこそ楽しい自然に会いに行こう!


また、本日12月1日より
多くの皆様にご利用いただいた
奥多摩湖いこいの路」も冬期閉鎖となります。
深緑の森へと装いを変える春期になりましたら
ぜひまた、足をお運びください。

山のふるさと村のネイチャートレイルは、冬期ももちろん
ご利用いただけます。
防寒着などの暖かな格好で
冬の森の表情をお楽しみくださいね。

(かおり)