2007年6月13日水曜日

小河内村の伝統芸能



山のふるさと村の周りにある小河内地域は民俗芸能の宝庫!

「鹿島踊り(かしまおどり)」は国の重要無形民俗文化財に指定されている。 

さらに、「車人形」や「ささら獅子舞」は、東京都の重要民俗文化財に指定されている。

山のふるさと村の春まつりや秋まつりでは、
これらの伝統芸能を特別上演することも多い。

5月と11月の来園前にはホームページ「イベント情報」でご確認下さい。

鶴の湯温泉

鶴の湯温泉の名前の由来 昔々、傷ついた鶴がどこからかやってきて、
小河内村にあった崖の近くから沸く温泉につかってみた。

すると、傷が治って元気になったということから「鶴の湯温泉」と名づけられた。

現在も奥多摩の湖底から温泉が涌き出ていて、
ポンプでくみ上げられて奥多摩湖周辺の旅館や民宿、販売所に提供されています。
日帰り温泉で入れる旅館・民宿も多いので、ビジターセンターで確認してみてください。

効能:神経痛 糖尿病 皮膚病

インタープリターお勧めの遊び方

● 湖畔で水きり!しよう
湖畔の河原の石を拾って、水面すれすれに思いきって投げて見よう。
チョンチョンと投げた石は何回水面をはねるでしょうか?
よくはねる石、はねない石、形はどんなものがいいのかしら?
色によって区別はできないかなあ・・・・。 
石の秘密が知りたい人はインタープリターに聞いてみてね!

● 木登りしよう!
山ふるにはいろいろな形をした木が沢山あるね。手当たり次第に登ってみようよ!
登りやすいように見える木が登りにくかったり、登っている途中に木の枝で
虫にであったり、いろいろな発見があるはずですよ!湖畔の広場の木は
登りやすい木からぶら下がれるものまで、いろいろあります。
高いところから、ちょっと別世界楽しんでみませんか?!

● 山フル的 水の旅!
皆さんは、普段自分が使っている水がどこから来たのか、
源流、そしてその最初の一滴を見たことがありますか?
山のふるさと村で皆さんが使っている水は、
園内を流れるサイグチ沢の水を取水して処理したものです。

山ふるで水の旅をしてみませんか。
サイグチ沢は鞘口峠から流れ出していて、源流へは
山のふるさと村かた片道2時間でたどり着くことができますよ。
沢沿いは三頭山へのハイキングコースとなっており、
ルートや標識もしっかりしています。
湖に注ぐ沢が瀬が淵、落ち込みなどを織り交ぜながら、
徐々に細く、しかしダイナミックな動きに変わって行く様子や、
源流で水の涌き出てくる様子を見たら、水に対する気持ちが変わってくるかも!?
詳しいコースや案内はビジターセンターで聞いてみましょう。

2007年5月24日木曜日

自然のみどころってなんだろう?

● 山 ふ る は こ ん な と こ ろ
  • 北緯35°46’ 東経139°05’

  • 標高530m(満水時の奥多摩湖面の標高)から680m(ネイチャートレー ル-Ⅱあずまや)

  • 奥多摩湖南岸に流れ込むサイグチ沢沿い南北1.5km、東西500mの敷地。

  • 周りは1000m~1700mの山や尾根に囲まれている。

● 森 の 様 子

  • コナラ-クリ群集の自然林(2次林;さほど大きな木はない)。

  • スギやヒノキのよく手入れされた植林。

  • 尾根沿いにはアカマツやモミ、ツガなどの針葉樹。

  • 沢沿いにはオニグルミ・ホオノキ・トチノキが多い。・カシ類は少ない。

● 生 き 物 の 様 子

  • ほ乳類は28種類が記録されている。

  • 鳥類は122種類が記録されている。

  • セミは10種類が記録されている。

  • は虫類は12種類が記録されている。

  • 両生類は9種類が記録されている。

● 人 と の 関 わ り

  • かつて人が住んでいた集落跡(奥多摩湖の小河内ダム建設で移転を余儀な くされた)。

  • 薪炭林として森を使っていた跡がある。

  • 植栽が残っている(マメガキ・クワ・ウルシ・チャノキなど人の生活に関 わりの深かったもの)。

  • 人が住んでいたなごり 
    ・石垣 ・石碑(二十三夜塔・馬頭観音・猿田彦大神・太子講) ・道祖神 ・畑跡 ・水のみ場跡  ・水車跡 ・しし垣 ・クワノキ(養蚕) ・マメガキ(染物) ・ワサビ田跡 ・昔の車(オート三輪) ・神社跡 ・炭焼き釜跡 ・鎮守の森