2008年7月31日木曜日

クワガタムシ展示、始まってます。



7月も終わり、いよいよ夏本番。

山のふるさと村ではセミの声が出揃い、
森の中がずいぶん賑やかになりました。
昆虫網とカゴをもつ子どもたちの姿も目立ちます。

さて、ビジターセンターの中もすっかり夏の装いとなり、
毎年、ご好評をいただいている展示
「クワガタムシ研究室」が今年も登場しました!



夏休みの始まりと共に設置されたこの研究室には、
現在のところクワガタムシ4種類11匹、
カブトムシ2匹が持ち込まれ、
調査のお手伝いをしてもらっています。

これまでの調査ペースは
例年と比べるとやや少なめ。
8月に入って、どうなるでしょうか?
今年はまだ確認されていない、
オニクワガタの登場も楽しみですね、


そして今年の「クワガタムシ研究室」では、
調査に協力してくれた方を「研究員」として認定し、
研究員の証である「研究員バッチ」をお渡ししています。

ちょっと見えにくいな〜・・・という方は、
ぜひビジターセンターで現物を確かめてみてくださいね。


君もクワガタムシ研究員となり、
クワガタのいる森をいっしょに守ってみませんか?

ビジターセンターでは、新しい研究員を
いつでもお待ちしてますよ!(かおり)

2008年7月24日木曜日

心配ありがとう!

インタープリターとして働く私を、山のふるさと村で、
心配してくれる生きものがいます。

「ゆう~き~ へいき~?」

木の上の方から、黄色いくちばしで心配してくれる
その生きものとは・・・鳥の「イカル」です。

私が初めて山のふるさと村で聞いたとき、
寝起きだったためか、本当に声を掛けられたのだと思い、
ビックリしました。
それほど「ゆう~き~ へいき~?」と聞こえたのです。

このように鳥の鳴き声を人の言葉に置き換えることを
「聞きなし」と言います。
先日、キャンプ参加の子ども達に「あれは、ゆうきへいき鳥だよ。」と、
イカルの聞きなしを紹介したところ、鳴き声をすっかり覚え、
どこへいっても「あっ ゆうきへいき鳥だぁ!」と。

きちんとした名前を覚えるだけではなく、
聞きなしや覚えやすい名前をつけるなど、
鳥の楽しみ方はいろいろありますね。
みなさんの周りの鳥でも楽しんで見て下さいね。


今日も朝から、私は心配してもらっています。
「心配ありがとう!へいきだよ~!」

(ゆうき)

2008年7月18日金曜日

夏時間が始まります



明日、7月19日(土)より夏の自然体験プログラムが始まります。

ここ最近の山のふるさと村では
青空に大きな入道雲が広がり、
夕方になるとスコールのような夕立がやってきます。
天気や生きもの達が活発に動く今の季節は
「夏」ならではの驚きの出会いもあるかもしれませんよ。


また、夏休み期間(7月19日(土)-8月31日(日))の
山のふるさと村は、
通常時の開演時間より30分長い
17:30閉園となります。

それに伴い、各施設の閉園時間や
レストランのラストオーダーの時間も
以下のように延長させていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【夏休み期間(7月19日(土)-8月31日(日)】


16:30 レストラン「山翡翠亭」ラストオーダー
17:00 クラフトセンター・ビジターセンター閉館

17:30 山のふるさと村閉園

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


夏の森で、皆さんとお会いできる事を
スタッフ一同楽しみにしております!(かおり)



2008年7月9日水曜日

あっ オタマが動いた~♪










ビジターセンターのトイレ前と、
レストラン山翡翠亭の前にある池では、
元気に泳ぐオタマジャクシの姿が見られます。
大きいのと、ちっこいの。

大きいオタマジャクシ(中には足が生えているものも!)は
初春に産まれたヤマアカガエル。

ちっこいのは、つい最近生まれたモリアオガエル。
6月12日付のブログで泡のような卵の塊が
産まれたというニュースがありましたね。
その後卵の塊は8個にまで増え、つい最近になって
続々と卵から孵ったようです。

どうやって木の枝についている卵の塊から池に落ちるのだろう・・・?
と不思議に思い、唯一まだついている卵の塊をよ~く見てみました。

すると・・・んっ? あれれっ??
泡の中を黒いものがモゾモゾ・・・
泡から頭を出したり、引っ込めたり・・・










小さなオタマジャクシが泡の中でたくさん動いていたのです。
これから、もう池に飛び出せる!という準備ができたものから、
自分の力で泡を突き破って出てくるんですね。
5mmほどのオタマジャクシ君たちにとったら、
池までのジャンプは私たちが清水の舞台から飛び降りるくらいでしょうか。

感動のジャンプまで、あと少し!!

(ゆうき)

2008年7月3日木曜日

夏の紅葉

ふっ とモミジを見上げたら、なんだか枝先の葉が
赤くなっていました。

近づいて見ると、葉っぱの周りから葉っぱの中心に
向かってじわじわ赤くなっています。


モミジの紅葉(こうよう)は秋の風物詩として有名ですが、
夏にも紅葉が楽しめるんですね!
暑い中で見る紅葉は、私の中で新しい自然の愛で方と
なりそうです。

ただ、秋のように全体的に赤や黄色になるわけではないのです。
山ふるの木々は、夏らしく深緑色。
では、どんな木の、どんなところが紅葉していくのでしょうか・・・?
木の種類? 薄暗いところ? 木の感情次第?
さぁ、みなさんも夏の紅葉を探して、
紅葉の謎に迫ってみて下さい!!

<余談です>
思えば、私はよくモミジ ネタを書いている気がします。
それだけモミジがおもしろい!と言うことなんですね。
よく知っているものにも、知られていないことが沢山ある・・・

(ゆうき)