2007年10月19日金曜日

紅葉と秋空



秋になり伸びやかな雲がよく見られるようになりました。
墨絵のように淡く白い雲が広がる空を見ていると、
空が広く高くなったような感じがします。

ちょっと冷たい空気の中、上を向いて歩いていると、雲一つない空にふいにクモが浮かんで見えることもあります。
少し黄色く硬い糸を触ると、あわてて上の方へ逃げていくジョロウグモ。
クモの巣にも紅葉した葉が舞い落ちて、彩りを添えています。

紅色のヤマザクラ、ヤマブキ色のイタヤカエデ(写真)や
香りのいいカツラやアブラチャン、パラパラと落ちてくる毛深いオニグルミ。
それぞれの葉をそのままに、
自分が動き、光に透かした時にだけ見える風景を探すのは、
子ども達の視点が羨ましいほどにちょうど良いようです。

(シゅう)



→大人でも空に目をこらせば、こんなに白い飛行機を見つけられました。