皆さんこんにちは!
最近の山ふるブログは工事や周遊道路閉鎖による閉園のお知らせなどばかりで、
自然情報をお伝えする機会が少なく大変申し訳ありません。
そんなブログを払拭すべく!
今日はじゃじゃーん!と自然情報満載で行きたいと思います。
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2012年が明け、2か月がたち今日は3月1日。
暦の上では24節季の「啓蟄(けいちつ)」になろうとしています。
啓蟄は「冬眠していた虫たちが起き上がり活動する頃」の事をいうのですが、
簡単に言うと、もう少しで春が近づいてるよ~ってことだと思います。
そんな暦でうきうきしながら春を待っていましたが、
先日の大雪…。
園内では除雪作業をしたばかりでまだまだ雪が残っていて、
風景を見る限りではまさに「厳冬期」。
肩を落としながら、少しでも季節の動きを探しに園内を歩き回りました。
初めに行ったのは湖畔広場。
最初の写真のようにあたり一面雪が積もって真っ白ですが、
一部だけ黒くなっている地面がありました。
近づいてみるとこれはイノシシの堀跡のようです。
土の中の虫や木の実を掘り起こし食べた後なんですね。
これはまさに冬眠していた虫たちが起き上がる「啓蟄」だから見られる物ではないでしょうか。
(余談ですがこの堀跡全体的にカモシカに見えないですか・・・?)
もう少し歩いて行くと空から「ピ~ヒョロロロ」とトビの鳴き声が。
見上げてみると2羽が交差しながら旋回しているのを確認しました。
これはこの時期に見られる求愛行動ですね。
2羽のラブラブな熱を帯びた旋回がきっと春を呼ぶんですね~(うらやましー)
こんどはビジターセンターを過ぎてこの時期に楽しみにしている春の訪れの一つ。
マンサクの開花を確認するために、岫沢橋を過ぎてT字路付近へ。
毎年見られる場所を双眼鏡を使って探すと、、、、、キラン☆
咲いてる~!
双眼鏡で覗いてデジタルカメラで撮ったので花は少し見えづらいですが、しっかり開花していました!
「花」をみると春を感じますよね。
やりました、今期初認です!
回りは雪が降り積もっていて寒い冬の雰囲気ですが、
探せば季節の移り変わりが感じて取れますね。
皆さんの家の周りでも春への移り変わりが感じますか?
是非身の回りの環境で探してみてください。
見つけた瞬間少し心も体もあったかくなった気がしますよ!
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山のふるさと村では毎日実施している、
自然体験プログラムの「ガイドウォーク」を行っています。
季節の移り変わりをインタープリターと一緒に見にいきませんか?
※ガイドウォーク:定員15名 参加費無料 一団体9名まで
詳しくは山のふるさと村ホームページ冬のアクティビティガイドをご覧ください。
(たっちゃん)