2012年6月16日土曜日

山のふるさと村園境にてツキノワグマが目撃されました



6月15日(金)12:00頃、
山のふるさと村園境になります、奥多摩周遊道路近くの風張峠登山道にて
後ろ片足のないツキノワグマ成獣が確認されました。

確認されると同時に、人の気配を恐れて
すぐに姿を消してしまったそうですが、
片足が無い分、食べ物が得られやすい場所を求めて、
人里に近づいてきている個体ではないかと、考えられます。

現在確認した所、キャンプ場周辺など
ご来園された皆様が利用される範囲では
ツキノワグマの痕跡は見つかっておりませんが、
山のふるさと村では以下の取り組み及び対策を実施していく所存です。

・宿泊される皆様へのクマ鈴の貸出(キャンプ場サービスセンターにて実施)
・園内散策される際の、希望される方へのクマ鈴の貸出(ビジターセンターにて実施)
・キャンプ場でのゴミ処理の徹底 及び 宿泊される皆様へのご協力のお願い
・印刷物「野生動物との付き合い方」の各施設での配布、情報提供の徹底

4月28日よりコース内でのツキノワグマの目撃により
6月現在まで全面通行止めとなっております「奥多摩湖いこいの路」も含め、
奥多摩地域は、たくさんの野生動物が生息する
自然豊かな環境となっております。

自然と気軽にふれあえる場所であると共に、
野生生物の貴重な生息地でもあります事を
今一度、考えていただけますとスタッフ一同嬉しく思います。

くわしくはこちらのブログ記事をご参照ください。