9℃までしか気温が上がらなかった山ふる。
しかし、今日はうってかわって暖かい日差しが降り注いでいます。
朝の出勤時には、霞がかった白い空を背景に、
朝日で輝く紅葉の斜面がとても神々しく、美しかったです。
気温も15℃くらいまで上がった小春日和の一日、
せっかくだから春を感じさせてくれるものを探してみました。
名前の通り10月頃からの晩秋に開き、
春の早い時期にも咲いてくれる、一年で二度楽しむことのできるサクラです。
今がちょうど見ごろ。
レストラン前の木は、低い枝にもたくさんの花がついているので、写真撮影もおすすめです。
他にも、湖畔広場の入口やビジターセンターの裏にもたくさんの花や蕾がついていますよ。
こんな陽気に誘われたのか、レストラン前の池ではヤマアカガエルがクククッと鳴いていました。
昨日まではほとんど見られなかった虫たちも、ハチやバッタが活動しているのが見られ、
湖畔広場では、小鳥たちがにぎやかに遊び回っていました。
湖に出てみると、もうひとつ春と勘違いしてしまう光景がありました。
そう、スミレの花。
タチツボスミレでしょうか。辺りを見回してみましたが、この一輪だけでした。
日当たりの良い川原だったので、本当の春と勘違いして咲いてしまったようです。
湖畔に立って、太陽の暖かさを感じながら、流れる雲と鳥たちの歌声を聴くのが
とても楽しい一日でした。
みなさんもぜひ、山ふるで小春探しをしてみてください。
見上げる紅葉は大分寂しくなってしまいましたが、 木によってはまだ色づいているものも。
そして、水辺や地面に敷き詰められた色とりどりの葉を探して覗き込むのもおすすめです。
(さかでぃ)