2015年2月13日金曜日

直径6cmの世界


冬の厳しい寒さが少しずつ和らいできましたね。
陽にあたればポカポカと体が温まります。

そんな陽気に誘われて、
日当たりのよいクラフトセンター前の尾花坂を歩いた時のこと。














ふとある物が気になりました。














それは壁にある排水のためのパイプ。














つい覗きたくなって、
そっと穴の中を見てみました。

すると…


パイプの中にはコケの仲間などがもっさり。
直径6cmほどのパイプの中にこんな世界があったなんて!
驚くばかりです。

6cmの世界には他に何があるのか?
期待は膨らみ、可能な限り覗きました。その数、116!!
ちなみにクラフトセンター前から、尾花坂を上がる50mの範囲で見られちゃうんです。

今回はその中で僕のお気に入りを3つ紹介したいと思います。

その1 「土で埋まっております」













本来のパイプの仕事は期待できませんが、
何だか虫などがいそうな雰囲気。

その2 「もっさぁ」













もうパイプからはみ出てます。
その勢いが好き。

その3 「誰が食べた?」













クルミの殻が入っていました。
犯人はアカネズミ・・・かな?


わずか6cmほどの大きさですが、
思いもよらぬ、様々な世界が広がっていました。

さらにその小さな世界にも、
目に見えないより小さな生きものたちがいるのでしょうか。
想像が掻き立てられます。

今度は虫めがねを持って、じっくりと観察してみたいと思います。
















みなさんも壁にへばりついて、
6cmの壮大な世界を覗いてみませんか?

(ぱちくり)