2016年3月3日木曜日

耳を澄ませば

今日、3月3日は語呂合わせで耳の日。
なので、今日はいつもより音を意識して歩いてみました。

道を歩いていると、カシャカシャカシャ…
頭上から乾いた音が聞こえてきます。
その正体は風ではためいている枯葉。
もう次の若葉が出てこようという時期なのに、
まだ去年の枯葉がこんなに残っているんですね。

また暫く歩くと、ジョボジョボジョボ…
今度は道の下から水の音が聞こえてきます。
その正体はサイグチ沢の流れる音。
雪解け水も混じっているのか、
一月前より水量が増えて音も大きくなった気がします。

森へと入っていくと、ホヮーホヮーホヮー。
あちこちから動物の声が聞こえてきました。
その正体は野生のサルたち。
いつの間にか周りにはたくさんのサルがいて、
主に子ザルたちが鳴き交わしていました。

他にも、ザッザッザッ…と落ち葉をかき分ける音、
ポキッポキッバキッと枝を折る音、
シャシャシャシャシャ…と駆ける音など、
サルたちの周りではたくさんの音がしていました。

ツツピーツツピーというカラ類やピーヒョロロというトビの声が聞こえたり、
ヴーンと周遊道路のバイクの音が意外に大きかったり、
耳を澄ませて歩いてみるとたくさんの発見がありました。

みなさんも山ふるに来て自然の音に耳を傾けてみませんか。

(さかでぃ)