今週は雨が多く、ようやく梅雨らしくなってきましたね。
多少蒸すものの、ひと頃の夏のような暑さは多少落ち着いたかなと感じます。
今回は暑さと雨に刺激された初夏の自然の様子を写真でお伝えしたいと思います。
まず今の見頃は川原に咲き乱れるピンクの花。
ムシトリナデシコという花なのですが、
川原の一部は鮮やかなピンク色に染め上げられています。
そこにはたくさんのチョウたちもやってきて蜜を吸っています。
花畑でじっくりチョウたちを観察してみてください。
蜜を吸っているときでも他のチョウがやってくると食事そっちのけで
大急ぎでそちらに飛んで近寄っていくのです。
どうやらチョウたちは恋の季節を迎えているよう。
あと、今週は初夏らしい花が2種咲き始めました。
左は尾っぽみたいな形が特徴的なオカトラノオ。
右は筒状の花が咲くヤマホタルブクロ。
これから夏休み前くらいまで足元を楽しませてくれます。
そして、夏といえばやはり甲虫。
今年初めて山ふるでカブトムシを見たのは6月9日。
朝、駐車場でひっくりかえっていました。
その翌日にはコクワガタを見つけました。
毎年、カブトよりクワガタの方が早いのですが、
何故か今年は逆でした。
写真撮影の後、森に放してあげたカブトやクワガタは
ちゃんと食べ物はありつけているのだろうかと心配していましたが、
今日、コナラの木の下を歩くと茶色いジャムのようなものがたくさん落ちていました。
雨が降ってくれたおかげで木々も水を吸い上げ、
樹液が染み出してきたようです。
あと一週間もすると夏至。
他にも夏を感じる発見があるでしょうか。
明日の昼からは天気が回復して今週末は天気が良さそうなので、
遊びにきてみてくださいね。
(さかでぃ)