2017年6月8日木曜日

のぞいてみよう。

みなさん こんにちは。

暑い日があったり、
涼しい日があったりで、
毎日せわしないですね。

山のふるさと村は、サクラやスミレなど春の花の
開花時期が過ぎ、もりもりと茂る
緑の木々が美しい季節となりました。

そして、この緑の中には
花が咲いた後にできる“アレ”がひっそりと
育っています。


さて、“アレ“とはなんでしょう?


 答えは”実”です。
森には今たくさんの実が育っています。

今回は、山ふるで今見られる実をいくつか紹介します。

 最初は・・・
フジ
             
















まだまだ小さい!細い!
タネがしっかり育つのは秋ごろでしょう。


  続いて、

ヤマブドウ

             















これもまだまだ小さい!!
食べごろはまだ先ですね。
森の生きもの達は「食べごろ」を待っているかもしれません。


 次は、

アブラチャン

















実はかなり大きくなっていますが、
ここからさらに熟していきます。
色は茶色っぽくなり、最後には実がはじけます。
まだまだ中身は成長途中。


さらに、
オニグルミ
















見えにくいかもしれませんが、
真ん中に緑の実がたくさんついています。
こちらも見た目は大きく成長していますが
中身はまだまだ未熟。


最後は
ヤマザクラ
















赤い実がかわいらしい。
今回紹介する中では、唯一の熟している実です。
地面にもたくさん落ちています。
 
ニホンザルをはじめ、
様々な森の生きもの達が
この実をむしゃむしゃ食べます。

山のふるさと村に来れば、
ヤマザクラの種がたくさんはいった
動物の糞も見られますよ。



いかがでしょうか?
緑の木々が目立つ季節ですが、
その中をちょっと覗き込めば、
かわいい実が隠れているのが
見つけられるでしょう。

少し足を止めて
じっくり眺める時間を作ると
散策はより楽しくなります。

ぜひ、お試しあれ。


(インタープリター/とむさん)