暑い日があったり、
涼しい日があったりで、
毎日せわしないですね。
山のふるさと村は、サクラやスミレなど春の花の
開花時期が過ぎ、もりもりと茂る
緑の木々が美しい季節となりました。
そして、この緑の中には
花が咲いた後にできる“アレ”がひっそりと
育っています。
さて、“アレ“とはなんでしょう?
答えは”実”です。
森には今たくさんの実が育っています。
今回は、山ふるで今見られる実をいくつか紹介します。
最初は・・・
フジ |
まだまだ小さい!細い!
タネがしっかり育つのは秋ごろでしょう。
続いて、
ヤマブドウ |
これもまだまだ小さい!!
食べごろはまだ先ですね。
森の生きもの達は「食べごろ」を待っているかもしれません。
次は、
アブラチャン |
実はかなり大きくなっていますが、
ここからさらに熟していきます。
色は茶色っぽくなり、最後には実がはじけます。
まだまだ中身は成長途中。
さらに、
オニグルミ |
見えにくいかもしれませんが、
真ん中に緑の実がたくさんついています。
こちらも見た目は大きく成長していますが
中身はまだまだ未熟。
最後は
ヤマザクラ |
赤い実がかわいらしい。
今回紹介する中では、唯一の熟している実です。
地面にもたくさん落ちています。
ニホンザルをはじめ、
様々な森の生きもの達が
この実をむしゃむしゃ食べます。
山のふるさと村に来れば、
ヤマザクラの種がたくさんはいった
動物の糞も見られますよ。
いかがでしょうか?
緑の木々が目立つ季節ですが、
その中をちょっと覗き込めば、
かわいい実が隠れているのが
見つけられるでしょう。
少し足を止めて
じっくり眺める時間を作ると
散策はより楽しくなります。
ぜひ、お試しあれ。
(インタープリター/とむさん)