10月に入り、段々と冷え込む日が増えてきました。
今年の夏の暑さ、それに続く天候不順は、紅葉にどんな影響を与えたのでしょうか?
今回は、着々と色付きつつある山のふるさと村ビジターセンター周辺より、
今が旬の紅葉を紹介します。
◆ビジターセンター前の駐車場
山ふるの玄関口、ビジターセンター前の紅葉はケヤキを中心に徐々に進んでおります。
しかし、紅葉の主役、モミジ(カエデのなかま)の色付きはまだまだ時間がかかりそう。
◆湖畔広場
奥多摩湖のほとりに降りていく道中、色を変えつつある木々が見えます。
・カキノキ
カキノキの葉は、モミジのように一色に染まるタイプではありませんが、
素朴な美しさを感じる、個人的にいち押しの木です。
柿の実は熟してきました。
そろそろニホンザルが手を出しそうです。
・カツラ
森を歩いていると、たまに甘いメープルのような香りがします。
カツラの葉が落ちた後、雨でぬれたり乾いたりすると漂ってくる香りです。
黄葉はちょうど今が見ごろ。
さらに落ち葉が残るので、良い香りもしばらく楽しめそうです。
・フジ
春は花、秋は黄葉で森を彩ってくれます。
しかも今は、大きな豆のような実が成長し、形にも面白味があります。
さて、現在の紅葉度合いをざっくり表現すると「5割」ほど。
日々刻々と変化する自然に目が離せません。
今後の紅葉情報も、ブログやツイッターにて報告しようと思っております。
お楽しみに。
(インタープリター/すみぃ)