ここ最近、ようやく春めいてきた山のふるさと村。
ナズナやタネツケバナなどの小さな足元の花が咲き始め、
生きものたちの動きも活発になってきました。
そんな春の足音にせかされて、
先日、ムササビの巣箱の中身チェックを行いました。
園内にはムササビの巣箱が計8個あります。
これらのほとんどは、2019年5月に実施した
「ムササビ巣箱作り」というイベントで作った巣箱で、
これまで、ムササビや野鳥、テンなど
山のふるさと村の様々な生きものに利用されてきました。
巣箱を設置してから早3年。
最初はムササビが入ってくれなかったのですが、
ここ最近は、ほとんどの巣箱をムササビが利用しているようです。
今も使われているもの。
逆に巣材の色が黒く、
古くなっている場合はしばらく使ってなさそう…
起こしちゃった! ごめんよっ><
ちなみに次の日の夕方、インタープリターのよってぃが
なかには、雪や風の影響で、巣箱本体や支えている紐が
劣化している時もあるので、
そういったところも一緒にチェックします。
中には、↑のように、屋根も半分取れてしまっている
かなりのボロボロ巣箱もあるのですが、
それでもムササビがたまに使っているので、撤去できないという…。
ムササビは冬に繁殖期を迎え、そろそろ赤ちゃんが生まれます。
その子たちが巣箱から顔を出したり、
飛ぶ練習を始めるのは、春まっさかりの頃。
そんなムササビの子どもたちの様子も
またブログでお知らせできたらと思うので、
しばしお待ちくださいね。
滑空を見に行ったら、巣箱ではなく、
おなじみ日指橋で顔を出していたそうです。
こちらでも赤ちゃん、生まれるかな??
(かおりぃ)