・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ビジターセンターのスタッフ(インタープリター)は
散策路の安全や動植物の様子、季節の変化を確かめるため、
毎月、各トレイルを歩いて調査しています。
このブログでは、調査結果の一部を紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
曇り。
林内を風が抜けて、暑くなく散策しやすい。
道路に面した杣の小道への入口
杣の小道の様子
自然情報(抜粋)
◆植物:ヤマジノホトトギス・イヌタデの開花と結実
マタタビ・コナラ・ミズナラ・クリ・オニグルミの結実
◆鳥類:ヒガラの囀り、カケスの地鳴き
◆哺乳類:ムササビの糞・食べ跡(スギ)、ホンドテンの糞、ニホンジカの樹皮はぎ・毛
◆その他:ヤマカガシの幼蛇、タゴガエルの幼生、キイロスズメバチ、トゲグモ、ジョロウグモ
※クマが活発に活動する時期になりました。朝夕やひとりで散策される場合は、クマ鈴を携行する事をおススメします。
インタープリターは見た
秋と言えばキノコ。
杣の小道のサイグチ沢沿いの斜面で、びっしり数十メートルにわたり、キノコが生えていました。
びっしりと生えたキノコの絨毯の中に一部お面白い所がありました。
「フェアリーリング」です。
キノコの菌糸が、まーるく広がってキノコが輪になって生えている状態をそう呼びます。
妖精たちのしわざで出来たなんて、想像するだけで森歩きも楽しくなりますね。
(インタプリター/いわしぃ)