・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ビジターセンターのスタッフ(インタープリター)は
散策路の安全や動植物の様子、季節の変化を確かめるため、
毎月、各トレイルを歩いて調査しています。
このブログでは、調査結果の一部を紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
晴れ。
調査した10時頃は、日が差し始める時間で、日なたと日影の気温差が大きい。
日陰では、霜柱が残っている。
谷側は日陰が続く |
尾根筋は日当たりが良い |
杣の小道にある東屋 |
自然情報(抜粋)
◆植物:スギの開花、スギ・ヒノキの球果、ヌルデの結実、ハルジオンのロゼット
◆鳥類:カケス・エナガ・シジュウカラ・コゲラの目視
◆哺乳類:リスの食痕、ムササビの食痕・糞、タヌキの溜め糞
ニホンジカ(雌)の目視、糞、樹皮はぎ
◆その他:散策路上に、スギの落枝、ヒノキの枝葉が目立つ
日陰になる場所では、霜柱が土を持ち上げ歩きにくい
インタープリターの「霜活」
氷点下の日が多くなる冬に、楽しみなのが「霜」です。
山のふるさと村の園内には、日が当たらずいつでも霜が見られる場所があります。
その場所は、宿泊者向け駐車場の道を挟んだ向かい側です。
D駐車場の向かい側 |
全体を見ると色が白くなったようにしか見えませんが、一つ一つの霜を拡大して見てみると・・・・。
雨が降ると、霜は溶けてなくなります。
晴れた日が続くと、どんどん伸びていきます。
霜の形はさまざまで見ていて楽しくなります。
天気予報で晴れが数日続いて、氷点下になる日を調べて、
ぜひ写真を撮りに来てくださいね。
(インタープリター/いわしぃ)