2011年11月17日木曜日

こどものままで。


紅葉もやや最盛期を過ぎて来た感のある山のふるさと村。
あんなに赤々と主張していた駐車場のモミジも、
今は寂しくなって、代わりに落ち葉の絨毯になっています。
ただ、ヤマグワの様にこれから色付いて来る木もありますし、
奥多摩湖全体としては紅葉はまだまだ楽しめます。
この週末は、是非、奥多摩湖へ。


山ふるでも、ビジターセンター脇の池のモミジ達は、まだまだ綺麗。



こちらも水面は、葉っぱで敷き詰められています。


そんなモミジの絨毯から、そっと池の中を覗き込んでみると、


何と、まだオタマジャクシがいます。
夏に生まれたモリアオガエルのこども達。
このまま、冷たくなっていく池の中でどうするのでしょうか。

モリアオガエルの大人は、普段森に住んでおり、
通常であれば、秋になる前にオタマジャクシからカエルになって、森へ帰って行きます。
そうして、森の地面の中で冬を越します。

しかし、稀にオタマジャクシのまま冬を越す個体もいるそうです。
でも、とても珍しい事みたい。
この秋の不安定な天気の所為で、大人になるタイミングを逃してしまったのでしょうか。
このまま何匹がカエルになる事が出来るのでしょうか。

皆さんも、山ふるに来たら、暖かく見守ってあげて下さいね。



(さかでぃ)