2011年12月15日木曜日

冬から始まるものがたり

紅葉の季節も、もう終わり。
ちょっとさみしい、森の木々。

でも、今日は青空。
なんだか気持ちのいいお天気。
だから、お外に出てビジターセンターの周りをちょっと散策。


少し前まで真紅に色づいていたレストラン横のモミジも、
葉を落として、もうすっかり冬のたたずまい。
風も冷たくなってきて、なんだかちょっぴり寂しいな…なんて思いながら、
モミジの木にそっと近づいてみました。















少し紅味を残したモミジの落ち葉。
そっと踏んで枝をよーく見てみると…


小さな冬芽が。





来年の春、
ここから新しい命が芽吹きます。
そんな小さく、でも力強い冬芽が、
顔をのぞかせていました。








秋が過ぎ、冬が来て、そしてまた春が…。
自然のいとなみの確かさ、ゆるぎなさ、
小さな冬芽が教えてくれました。



ちいさな冬芽に詰まってる、これから来る四季のものがたり。
もし冬芽を見つけたら、ちょこっと、眺めてみてください。
その冬芽は、これからどんな季節をめぐっていくのでしょうか?




はるさん