山のふるさと村2017年の営業も2日目。
お泊りのご家族がちらほらと訪れ、まだ冬休みを満喫している方も多いようです。
さて、山のふるさと村は12月29日から1月3日まで休園しておりました。
その間、誰一人として足を踏み入れる事のなかった園内はどうなっていたのでしょう。
今回、ちょっと気になったので湖畔広場に自動撮影カメラを仕掛けてみました。
場所は広場から湖畔に抜ける道の辺り。
普段はこんな風景。
結果、12月29日から1月3日の6日間で撮影されていたのは14枚。
その内動物が確認出来たのは8枚でした。
年末年始の湖畔広場を満喫した動物は、一体?
順に見て行きましょう。
<12月29日>
駆け抜けるニホンジカ。
角が生えていないから雌ですね。
<12月31日>
一見何も写っていないように見えるけど、
右下をよく見ると…
この先っぽが黒くてふわっとした感じはきっとタヌキのしっぽ。
そう思って別の日に撮れたタヌキを重ね合わせてみた所、
と、どんぴしゃだったので間違いないでしょう。
<1月1日>
このお尻の感じはニホンジカでしょう。
29日の個体より大きいかな?
<1月2日>
さてこの手前の背中は…
30分後にタヌキが撮影されていたので、きっとタヌキでしょう。
<1月3日>
さて、いよいよ最後。
むむ、これは難しいぞ。
この耳は何だろう?
そして更に1分後。
デーン!
お尻なのか頭なのかどうかも良くわかりませんが
何かがカメラの前に大接近していたようです。
この動物はなんだと思います?
最初の耳の感じや大きさから私はイノシシじゃないかなと思っています。
この後には写っていないので正解は解りませんが、
カメラをかけた木の周りにもイノシシの堀跡がたくさんあったので、
可能性は高いんじゃないでしょうか。
それにしても、年末年始マイナス6度や7度の中、
動物たちは活動を続けていたようです。
そりゃ動物たちには除夜の鐘も初詣も関係ありませんものね。
でも、もしかしたら加茂神社には初詣に行った動物がいたのかも。
来年はそちらもウォッチングしてみましょうか。
こんな野生動物息づく山のふるさと村。
もちろん、新たな動きが見つかればガイドウォークや展示でもご紹介します。
2017年も宜しくお願い致します。
(さかでぃ)