山のふるさと村の水辺では、モリアオガエルの孵化がはじまりました。
モリアオガエルは、木に登ってわたあめのような卵を枝先に産むというめずらしいカエルです。
卵を産んでいる最中のモリアオガエル(ツイッターより) |
6月4日に卵塊を発見した際に設置した看板の近くでは・・・
卵を包んでいたふわふわの泡が、すっかりほぐれています。
下の写真は昨年の様子ですが、
オタマジャクシが成長したころになると不思議と泡がほぐれてきて、
オタマジャクシごと葉っぱを伝って下にある水面にぽたぽたと落ちていきます。
これからしばらくは、6~7月生まれのモリアオガエルの小さなオタマジャクシと、
先輩にあたる3月生まれのヤマアカガエルの大きなオタマジャクシが同居するようになります。
ちなみにモリアオガエルの卵を楽しみにしていたけどまだ見られてない~という人に朗報です。
比較的新しい卵塊が、岩の隙間(!?)に産みつけられています。
山ふるにお越しの際は、ぜひ卵とオタマジャクシ、両方見つけてみてくださいね。
(運が良ければ、モリアオガエルの鳴き声も聞けるかも?)
(インタープリター/すみぃ)