森が真っ暗になる頃、セミは生まれる。
土の中で7年間すごしたあと、羽化するために力いっぱい木を登る。
途中で力尽きてしまうものもいるし、殻から抜け出せるものもいる。
殻から出たセミは、淡く光る宝石のよう。
この宝石は、とても柔らかく繊細で、羽を広げることができないものもいる。
長い 長い時間をかけたのに、飛ぶことができないなんて・・・
当たり前のように聴こえる昼間の鳴き声は、『奇跡のセミ』の鳴き声なんだ!
(ゆうき☆)
秩父多摩甲斐国立公園にある自然公園施設、東京都立奥多摩湖畔公園 山のふるさと村ビジターセンターのブログです。園内や奥多摩の自然の情報、イベント情報などを紹介していきます。東京の西の端、奥多摩にある『山のふるさと村』でお待ちしています。
お~ぅ! これは虫の技かな? たぶん虫だな!
でも、どんな虫か知りたいと、しばらく見つめていたのですが、穴からは何も出てこず。
「なんだろ?なんだろ?」
と、心おどらせながら一旦その場を離れました。
それから 3時間後・・・
再び見に行ってみると、なんと新たな穴が!!
穴の中で、少しもそもそ動いている感じ。
短時間でこんなに掘ってしまうなんて、
「あなたは なんて穴ほり名人なの~」と、思わず褒めちゃう。
その後、しばらく見ていたのですが、残念、姿を見ることはできませんでした。
でも、この切株の中に、
虫くんの掘った迷路が広がっているのかなぁ、
と想像すると、また楽しい気持ちになります。
今はそっとしておいて、いつか中の様子を見てみよう!
毎日発見や驚きがあって、ホントに楽しい仕事だなぁ・・・♪
(ゆうき)