2022年12月2日金曜日

「小河内の鹿島踊」がユネスコ無形文化遺産に!


みなさんは奥多摩の郷土芸能
「小河内の鹿島踊(おごうちのかしまおどり)」を知っていますか?



この郷土芸能、実は山のふるさと村で生まれたもの。

正確には、山のふるさと村が出来るずっと前、
現在山のふるさと村となっている場所にあった
岫沢(くきざわ)・日指(ひさし)と呼ばれた集落と、
お隣の南(みなみ)集落の人々によって
継承されてきた郷土芸能です。


実は、この「小河内の鹿島踊」を含む
日本全国の「風流踊(ふりゅうおどり)」が、
2022年11月30日、
ユネスコ無形文化遺産に登録されたのです!!!
(ドーン!)

風流踊とは、歌や笛、太鼓、鉦(かね)などの
囃子に合わせて踊る民俗芸能で、
各地の歴史や風土に応じてさまざまな形で
伝承されてきました。


「小河内の鹿島踊」は、歌と太鼓、笛に合わせて、
女装姿の男性が舞う事が特徴です。

小河内ダム建設のため、
集落は移転を余儀なくされましたが、
当時の村人たちが集まり、鹿島踊を継承する
保存会を1970年に設立。

年に一度の小河内神社での奉納祭や、
山のふるさと村の季節のおまつりにて、
優雅な舞を披露しています。


みなさんもぜひ、一度見てみてくださいませ~。
(踊り手も随時募集中だそうですよ!)

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山のふるさと村公式YouTubeチャンネルでも紹介しています!